「クリスチャン新聞」2005/02/27 日号の記事(結婚特集)

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キャンドルで飾る結婚式

東京/ファーストイン・プレッション

 「キャンドルが生みだす、ほっとする癒しの空間でウェディングを。後悔しないためにも、会場を選ぶ前に相談してください」。キャンドルウェディングを勧める東京・渋谷区の結婚プロデュース業、「ファースト・インプレッション」のジェネラルマネージャー大元鉄也さん(ホーリネス・調布キリスト教会員)に話を聞いた。

ほっとする癒しの空間を

 「キャンドルの火は『1/fの揺らぎ』といって人をリラックスさせる効果があります。また、古代から『命の元』として大切にされてきました」と大元さん。ファースト・インプレッションがキャンドルウェディングを勧めるのは、親会社が大手のキャンドルメーカー「ペガサスキャンドル」だから。全国のホテルや結婚式場、デパートなど幅広く取引があり、キャンドルの品ぞろえは当然のこと、さまざまな雑貨類の取扱も充実している。そのためキャンドルや招待状、芳名録などを「適正価格」で提供できる。
 ファースト・インプレッションは、03年11月にペガサスキャンドルのウェディング部門としてオープン。JR原宿駅近くのアトリエは開放感あふれ、大元さんはじめスタッフがキャンドルとともに迎えてくれる。
 結婚式プロデュースをメインにして事業を展開している。来店すると、まずは細かい項目に至るまでヒアリングして挙式についてアドバイス。式場の紹介やコーディネートは無料だ。「後で誤解を生じさせないためにも、気軽に相談に来てほしい」
 最近の傾向として、まず式場を決める人が多いという。「本当はまず、どんなゲストを式に招待したいか、それから衣装、料理、会場なんですが・・・」と大元さん。
 一般の結婚プランナーの打合せは、式前に2〜3回程度というのが普通。多くても5〜6回だ。しかし、ファースト・インプレッションでは10回〜15回、とことん打合せをする。「アトリエには、結婚式準備のためにいろいろなものがそろっているので、ここで招待状やウェルカムボードを、スタッフと協力して作ったりもできます」
 挙式のできる教会とも数多く提携している。「儀式は厳粛に、パーティーはよりアットホームに、がモットー」だ。大元さんがパーティーで勧めるもう一つは、メインのパーティー前の「カクテルパーティー」。「新郎新婦の友人たち同士が、本パーティーの前に知り合いになるのに効果的。パーティーとは、いかに友達をつくるかというもの」と大元さんは話す。
 ファースト・インプレッションのパーティー3原則は@心地よい暗さ(キャンドルによる照明)A心地よい狭さ(会話のしやすい空間)B心地よい音楽(生バンドの導入)だ。「キャンドル照明の中でのブライダルダンスもお勧め。スタッフもさりげなく、アシストします。アトリエで無料ダンスレッスンも受けられます」という。
 大元さんはブライダル業20年のベテラン。多くのカップルを見てきた。「結婚とはお互いを認め合って、お互い自分を相手よりも低くできるかということ。もしも、2人の意見がぶつかり合うようなことがあれば、プロデューサーに何でも相談してください」と話す。
 ファースト・インプレッションは〒150−0001 東京都渋谷区神宮前1−15−15 原宿佐野ビルB1 電話03−5786−1155
ホームページ http://1st-imp.jp/