3時限目 錦織 寛助教授
「キリスト教心理学−−若さと言うこと」
錦織助教授により、「若さ」をキーワードに何点かの質問がされました。発達期における信仰とそれに対する心理面。どのような回答がなされたのでしょうか?
Q1:何歳くらいまでが「若い」と思いますか?
A:肉体的には20代まで。ただ、新しい事にチャレンジする心構えがあれば「若い」
Q2:「気持ちが若い」と言ういいかたがありますが、具体的にはどういうことでしょう?
A:自分を変える事ができる
Q3:あなたは年齢が高くなっても「若い」と言われたいですか。言われたくないですか?
A:年齢的に若い方は「若い」は、経験不足の意味が強い。また、いくぶん高年齢の方は、いつまでも若いと言われたい。
Q4:「若い」という言葉には「+」のイメージと「−」のイメージ、どちらが強いですか?
A:肉体的には「+」。経験的には「−」。
Q5:つまり「若さ」とはどういうことですか?
A:・・・・・・・・・・
Q5:ところであなたは「若い」ですか?
A:高年齢の方は「若い!」、肉体的に若い方は「・・・・・」
◇1:発達理論から見た青年期
本日は青年期について学びますが、ここで「青年」とは、大学生(または18才)から35才くらいまでの主として独身者を指すものとします。
◇青年期の発達特性
(1)アイデンティティー(自己同一性)の確立
(2)親からの独立(精神的・経済的)
(3)学校・職業・伴侶の選択
◇青年期に影響を与えるもの
(1)同姓の友人(仲間)
(2)異性の友人
(3)上司・先輩
(4)本
(5)マス・メディア
(6)親
◇2:青年期にまつわるトピックス
(1)自由と責任・・・最近では成人式の事件(酒をあおって暴れた事件)
(2)モラトリアム・・・自分の方向性が決まらない
(3)フリーター・・・5人に1人がフリーター
(4)パラサイトシングル・・・親のすねをかじり続ける
(5)シングルマザー(未婚の母)
(6)結婚時期の高年齢化・・・女性初婚平均27才を突破
(7)教会の男女比の問題・・・女性9:男性1も!
(8)自立できない青年 ← 母親の影が・・・
◇3:聖書と青年
(1)聖書は青年にどう語るのか
(2)伝道の書12:1・・・あなたは若い日に、あなたの造り主を覚えよ
(3)第1テモテ4:12・・・信者の模範になりなさい。今できることから・・・
(4)マルコ1:17・・・私についてきなさい
◇4:教会と青年
(1)賜物の発見
(2)結婚の祝福
(3)良きモデルを示す
(4)リーダーシップ訓練
(5)人生の選択における知恵

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