メッセージ要約Home Back
2005/08/21
マタイ20:1-16
「み恵で大胆に生きられる」
［恵］について見て行きましょう。１節に「天国は」と始まります。まさにここで登場する［デナリ］は天の御国の事とも言えます。
当時の労働は１２時間と言われており、朝６時から夜６時まででした。その報酬が１デナリだったのです。
登場人物を整理してみます。
・労働者・・・・・私たち
・ブドウ園・・・・教会
・監督・・・・・・・イエス様
・持ち主・・・・・全能の神様
何回かに分けて監督（イエス様）は労働者（私たち）に声をかけられます。６時、９時、１２時、１５時、１７時です。最初から働いた人、たった１時間働いた人、さまざまです。そして夜６時が来て賃金の支払いとなりました。何と一番最後に来た人から１デナリ支払われました。朝６時から働いていた人は「きっとすごいお金をくれるに違いない」と思いました。しかし支払は最初の［契約］通り１デナリでした。最初から働いたのに・・・そこに［ねたみ］が起こったのです。最後の人が優遇された事にねたみを覚えたのです。これを［デナリ現象］と言い、少なからず私たちも持っています。
これが神様からの恵なのです。
十字架上の主イエスが一人の処刑者に「私と一緒にパラダイスにいるであろう」と語られた事に目をとめてください。どんなにその処刑者はワクワクした事でしょうね。
天の父なる神様は、私たちに十分な恵みを一方的に下さっています。その恵みを十分に受けて、父の命令されている事を大胆に進めて行きましょう。すでに私たちクリスチャンは１デナリ（天の御国）を頂いているのですから。