メッセージ要約
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teketekeのメッセージ要約です!

2006/02/26
ヨハネ11:17-27
 「神の栄光を見る」

 11章の物語は1節から57節を通して読まなくては全体がわかりませんが、本日はその中心的な箇所から「神の栄光」について説きほどいてまいります。物語を順序だてて見ますと以下のようになります。

@主イエスキリストが愛しておられたラザロが病気にかかっている事を主に告げる。
A主は、それを聞いても2日別の場所に滞在された。
Bわたしたちの友ラザロが眠っている。わたしは彼を起しに行くと言われる。
(この時すでにラザロは死んでいた)
Cマルタは主を出迎えたが、マリヤは家ですわっていた。
Dマルタはイエスに言った、「主よ、もしあなたがここにいて下さったなら、わたしの兄弟は死ななかったでしょう。」と言う。
Eイエスは涙を流された。
Fイエスはまた激しく感動して、墓にはいられた。
Gラザロが死んで4日も経っていた。
H主は大声で「ラザロよ、出てきなさい」と呼ばわれた。
Iラザロは手足を布でまかれ、顔も顔おおいで包まれたまま、出てきた。

 主イエスキリストはこの3姉妹、マルタ・マリヤ・ラザロをとても愛しておられました。この地に立ち寄る時は毎回家に寄っていたようです。その愛すべきラザロが危篤なのです。それを知った主イエスキリストは即ラザロを癒しに・・・とはなりませんでした。主がラザロの元へ移動されたのは3日後の事です。「なぜ?」と私達は思ってしまいますが、これは神の栄光が現れるためのものだったのです。
 マルタもマリヤも心から主イエスキリストを愛していました。「主がもっと早く来てくださっていたなら弟ラザロは死なずにすんだのに・・・」と、やり場のない思いだったでしょう。
その後主は涙を流されました。マルタとマリヤだけに流されたのではなく、すぐ絶望してしまうような弱い私達にも流されたのです。
 私達は100パーセント死んでしまいます。しかしその後肉体は滅びても主イエスキリストはよみがえりを約束してくださっています。何と幸いな事でしょう。
人生において苦しくもがくような事も今から何度となく起こる事でしょう。しかし、その時主イエスキリストは共に苦しみ涙を流してくださるのです。
 いつも私達と共にいてくださり、のりこえる力を与えてくださる主イエスキリストに感謝いたします。


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