メッセージ要約
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2006/04/23
ヨハネ20:19-31
 「命を得る」

 このヨハネによる福音書20章31節は、「イエスの名によって命を得るためである。」とありますように、この福音書が書かれた結論が記されています。
 この箇所の背景を見て行きましょう。日曜日に主イエスキリストよみがえられ、その日の夕方の出来事です。弟子達は自分達も捕まるのではないかとおびえていました。ユダヤ人に恐怖を感じていたのです。また自分達の行動、すなわち主イエスキリストを見捨てて逃げてしまった事を後悔していた事でしょう。「何という事をしてしまったのだろう」と論じあっていたのではないかと思われます。
 そこに主イエスキリストが現れてくださったのです。そして「安かれ」「シャローム」と語られ御姿を現されました。弟子達は恐怖を取り除かれ喜びへと変えられたのです。主はさらに弟子達に「精霊を受けよ」と言われ息を吹きかけられ、弟子達は生まれ変わりました。
精霊は真の神そのものです。罪のゆるしの権威を与えられたのです。この権威は当時の弟子達だけにとどまらず、現在の私達にも与えられているのです。
 最初に主が弟子達に現れた時、トマスはおりませんでした。そしてトマスは自分で確認しないと信じない!と語ります。「疑い深いトマス」として伝えられていますが、誰よりも主イエスキリストを愛し、信じていたからこその言葉だと思います。
主は8日後、そのトマスに現れます。そして御傷にさわるようにトマスに語られますが、トマスは見る事も触る事もせず、「わが主よ、わが神よ」と信仰告白するのです。トマスの目が開かれた瞬間です。
 2000年後の今、主イエスキリストが私達に「シャローム」と語ってくださっています。直接主を見る事はできませんが、見ることなく信じる事ができれば幸いです。
また主の御臨在を覚える所、すなわち教会で聖徒と共に告白できれば何と幸いな事でしょう。教会の頭である主が、私達の不安や恐怖を喜びに変えてくださるのです。


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