メッセージ要約
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teketekeのメッセージ要約です!

2006/07/16
ガラテヤ5:2-11
 「信仰による義」

聖書抜粋:5:5 わたしたちは、御霊の助けにより、信仰によって義とされる望みを強くいだいている。5:6 キリスト・イエスにあっては、割礼があってもなくても、問題ではない。尊いのは、愛によって働く信仰だけである。

 ルターやカルバンに大きな影響を与えたと言われているガラテヤ書。この書のメッセージはズバリ「信仰によってのみ義とされる」です。
 聖書に[割礼]が記されていますが、これはユダヤ民族である証で、男子が生まれ8日目に行う儀式で、旧約の律法に従ったものです。パウロ達の宣教でまずユダヤ人が救われましたが、その後割礼を受けていない異邦人も救われ、同じ会堂で共に礼拝を行うようになりました。そこで割礼を受けたユダヤ人から「我々は律法を守り割礼を受けているのに、何もしていない異邦人が救われるのは納得いかない。」と不満が出てきました。努力をした者が報われるのは納得出来るが、何もしていない者が報われるのはおかしい!と言い出したのです。パウロはそこで大胆に「キリストを信じるなら律法に縛られなくても良い」また、「自分の努力で救われるのではなく、主イエスキリストを信じる信仰のみによって神から義とされるのだ」と説くのです。
 私たちは自分でも気づかない罪を犯し続けています。無意識に、ついつい道を外れてしまっています。しかし義とされた者は神によって無罪とされるのです。言い換えれば、神から義とされる以外に救いはないのです。お金や名誉、経験や資格によって義とされる事はありません。神の支配である国を信じ、そして私たちを義としてくださるよう祈り求める事が大切です。良いクリスチャンを自分の努力で装う事は、律法に支配されているユダヤ人と同じです。
 いくら頑張っても、自分で納得しても義を得る事はありません。ただただ主イエスキリストを信じる事のみが義とされる事を覚えてください。
 すべての恵みは主イエスキリストの十字架によるものです。その事を信じる事ができる人は幸いです。


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