メッセージ要約
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teketekeのメッセージ要約です!

2006/08/13
ヘブル12:3-13
 「主の訓練」

聖書抜粋:12:11 すべての訓練は、当座は、喜ばしいものとは思われず、むしろ悲しいものと思われる。しかし後になれば、それによって鍛えられる者に、平安な義の実を結ばせるようになる。

 疲れ苦しんでいるユダヤ人のクリスチャン(ヘブル人)へ向けて書かれた手紙ですが、今の私達への手紙とも言えるのです。なぜなら日本のクリスチャン人口は全体の0.8パーセントとも言われています。たとえあなただけが救われても、家庭の中でクリスチャンはあなた一人。家族からは無視され、日曜日に教会へ行くにも堂々と「教会へ行ってきます!」と言えない状況ではないでしょうか。耐えきれず疲れてしまい、教会から離れてしまう人も少なくありません。職場でも同じ事で、堂々と「私はクリスチャンです!」と宣言できるでしょうか? 結婚について考えて見ても、未信者の人との場合、さまざまな障害が予想されます。「なぜ主を信じているのにこんな辛い事ばかりあるんだろう」と思われるかもしれませんが、これは主があなたを訓練されているからなのです。
また、信仰生活においても自分の罪の大きさに気づき落ち込む事もあるでしょう。私達の陥りやすい罪については、マルコ7:21-23に「すなわち内部から、人の心の中から、悪い思いが出て来る。不品行、盗み、殺人、姦淫、貪欲、邪悪、欺き、好色、妬み、誹り、高慢、愚痴。これらの悪はすべて内部から出てきて、人をけがすのである」。とあるように陥りやすいのです。「私は殺人などしたことありません」と言われるでしょうね。当然です。が、心の中で「あの人、私の前から去って行けば良いのに」と思った事はありませんか?もし似たような事を思うなら、同じ罪だと言えます。ここで大切な事は、この罪に気づき、悔い改め祈る事、これこそが主の訓練なのです。
 辛い日を過ごされている方もいらっしゃるでしょう。しかし、血を流し命を取られるような事はありません。なぜなら私達のために既に主イエスキリストが流されたからです。苦しさの中でも「アーメン」と訓練を受けてください。主は私達を教育し、聖さを受けるため躾(しつけ)てくださっているのです。
 祈っても祈っても辛い日が続く事がありますが、そんな時「神なんかいない!」などと思わないでください。人は弱いもので、祈った事は即成就すると内心思ってしまいます。神のご計画の時は、明日かも知れませんし、遠く先の事かもしれません。キリスト教は、御利益宗教ではありません。今の辛い時は将来約束された主の元に行くための訓練と理解してください。主は今も後も100パーセントの愛で私達に臨んでくださり、訓練してくださるのです。

 聖霊に満たされ、家族が救われますように。ファミリーで教会に集い、家庭内でも職場でも主を証できるようにしてくださいますように・・・


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