メッセージ要約
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2006/08/20
エペソ5:21-33
 「仕え合う生活」

聖書抜粋:5:21 キリストに対する恐れの心をもって、互に仕え合うべきである。

 このエペソ人への手紙は、コリント人への第一の手紙13章とならび、結婚式でよく用いられる聖書の箇所です。コリント人への手紙での主題は「愛」、エペソ人への手紙は「仕える」です。もちろん仕えるためには「愛」がなくては出来ない事は記すまでもありません。
 私たちは口語訳聖書を使用していますが、正規の段落は22節からです。しかし全体の意味を把握しやすくするため、新共同訳の21節からの段落を用いています。
 この箇所を簡単にまとめると、妻と夫への教え、キリストに対する教えで、キーワードは「敬い(うやまい)」と「愛」です。夫婦は互いに愛し合い、仕え合わなくてはならないと伝えているのです。夫婦の間には、いつも主イエスキリストがいてくださっていますから、キリストが私たちに仕えてくださったように、私たちも互いに仕え合わなくてはならないのです。
 22節から、妻への教えが記されています。主イエスキリストに仕えるように、あなたの夫に仕えなさいと聖書は教えています。夫は妻の頭なので、あれこれと自分の都合での例外を作らず、あなたが教会やキリストに仕えるように夫に仕えなさいと教えています。
 25節から、夫への教えが記されています。「妻を愛しなさい」、これが夫への教えです。夫のために仕えている妻を愛し、命をかけて守りなさいと教えているのです。これは半端な事ではありません。キリストが私たちの罪のため、十字架にかかられ私たちを愛してくださったように、妻を愛し続けなさいと教えています。表現を変えるなら、自分の体の一部として妻を愛しなさいと教えていて、体の一部ですから、傷があれば痛みを伴いますし、病の時は辛くて仕方ありません。そのような思いで妻を愛しなさいと教えているのです。
 結婚を決意した時は、互いに愛し仕え合う事を誓いますが、時が経つと互いの意見がぶつかり、自制できず感情に流されてしまう事があるかもしれません。しかしそんな時こそ主イエスキリストはいつも夫婦の間にいてくださり、愛してくださっている事を忘れてはなりません。そしてそのような時こそ夫婦は一体で、ともに傷つき、辛いのだと理解してください。怒っている本人よりも、相手の方が辛いのですから。
そして幸いな事に、自分の罪、怒りや不満を覚えたなら、間にいてくださる主イエスキリストの御名によって、和解し、仕え合い、愛し合う事ができるように祈ってください。その和解があってこそ、家庭、教会、キリスト、全能の神が一体となるのです。
 私たちは皆、神からでた枝である事を忘れないでください。そして自分を愛するように、夫(妻)を愛してください。

5:33 いずれにしても、あなたがたは、それぞれ、自分の妻を自分自身のように愛しなさい。妻もまた夫を敬いなさい。


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