メッセージ要約
Home Back

teketekeのメッセージ要約です!

2006/09/03
使徒13:44-52
 「異邦人への伝道」

聖書抜粋:13:47 主はわたしたちに、こう命じておられる、/『わたしは、あなたを立てて異邦人の光とした。あなたが地の果までも救をもたらすためである』」。

 9月に入りましたね。第一主日なので倉敷ホーリネスチャーチはファミリー礼拝、そして聖餐式が取り込まれた式次第になっています。
 聖書を読んで理解する「コツ」ですが、皆様はどのようにお考えでしょうか?私は一読した後、目を閉じその場に私がいる想像をします。今日の聖書箇所、場所はアンテオケの教会です。熱心に旧約聖書を読んでいるユダヤ人や異邦人が見えますね。
 さていよいよ聖書に入りますが、メッセージタイトルは「異邦人への伝道」です。伝道の結果としては、今アンテオケから遠く離れた日本で私たちは聖書を読んでいるのですから、パウロが47節に記した事が成就された事になりますね。
教会の中で熱心にユダヤ人たちが律法の書(旧約聖書)を読んでいます。そして有名なラビ(先生)であったパウロが奨励を行います。パウロは旧約は主イエスを預言する書物であり、救いは主から来る!と大胆に語ります。「神の言(ことば)」、主イエスを信じる事により力を得、救いがくるのだ。と多くのユダヤ人や異邦人は理解し救われました。
 アンテオケに留まっていたパウロとバルナバは翌週も会堂に向かいます。多くの群衆がパウロの話、すなわち旧約の預言を聞きに集まって来ます。しかし熱心なユダヤ教徒は、その光景を見て「ねたましく」思い、パウロ達を口ぎたなく反対するのです。しかしパウロは、ますます大胆に語り、多くの者が神を讃美し主イエスを信じたのです。
なぜユダヤ人はそこまで「ねたみ」を持ったのでしょう?熱心に律法を守る者は苦痛の毎日を送っていたのでしょうね。自分達は生活を犠牲にして律法を守っているのに、今まで何もしていない異邦人が同様に救われるのは納得出来ない!と思ったのでしょうね。
 神から選ばれた民と自負するユダヤ人(パリサイや律法学者たち)は、パウロの奨励に、ねたみから反対し続けます。神からますます離れた行く事に気付いていないのです。
ねたみ続けるパウロに反対する者達は、権力者を扇動してパウロ達を迫害させ、アンテオケから追放してしまいます。迫害と簡単に書きましたが、むち打ちもあったでしょうし、想像を絶する苦痛があった事と思います。追放されたパウロとバルナバは足のちりを払い落とし(あなたがたとはもはや関わりがないとの意)、イコニオムへと向かってしまいました。
 パウロの奨励により、神を信じ、主イエスを信じた人々は落胆したでしょうね。しかし、残された者達はますます聖霊に満たされ喜びに満ち神を讃美したのです。
 何をすれば神から義とされるのでしょうか?毎日聖書を読む事でしょうか?多くの献金をする事でしょうか?間違いではありませんが、それぞれは結果として自然に行うもので、最も大切な事は、「主イエスキリストを信じる事により神から義とされる」事を信じる事です。パウロ達の伝道は、私たちの原点です。この活動なくして私たちが救われる事はありませんでした。
 無宗教国家と言われる日本、異邦人の代表がこの日本です。今パウロはいませんが、その教えを引き継いでいる私たちが今立ち上がり、本当の神を奨励し主イエスキリストのみにより義とされる事を伝え続けなくてはなりません。まずは、あなたの最も近くにいる人から始めてみられてはいかがでしょうか・・・!


キリスト教関連書籍

teketekeへメール

Home Back