メッセージ要約
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teketekeのメッセージ要約です!

2006/10/29
ヨブ記38:1-18
 「神の御業」

聖書抜粋:38:1 この時、主はつむじ風の中からヨブに答えられた、38:2 「無知の言葉をもって、/神の計りごとを暗くするこの者はだれか。

<要約>

 本日、「降臨前第九主日」を迎えました。
ホームセンターなどでは、すでに大きなクリスマスツリーが飾られだしましたね。「本当のクリスマスの意味」を一人でも多くの方が心にとめる事ができますように・・・
 このヨブ記は「文学書」に分類され、聖書の中で一番古い時代に記されたとも伝えられています。ヨブ記を総括すると「苦難の意義」について記されているとも言えるでしょう。神様を第一に思っていたヨブがなぜ苦難を受ける事になったのでしょうね。
 ヨブ記を簡単にまとめますと、ヨブは神様に愛され、ヨブも神様を第一とした暮らしをしていました。そこでサタンは神様に「ヨブは裕福だから神様を拝んでいるんですよ」言います。そこで神様はヨブの身辺以外のもの(お金や家畜、子供達など)をサタンに委ねたのです。
早速ヨブの家に強盗が押し入り全財産を奪い、さらに子供達も家の下敷きとなり亡くなってしまいました。ヨブは、そんな状況の中でも、神様を讃美し続けたのです。
 次にサタンは、ヨブの健康を奪う事にしました。ヨブは体中、できものができ、全身灰に入りました。その時もヨブは神様を讃美し続けたのです。
 ヨブの友人3名が見舞いにやってきます。友人は一生懸命介抱しましたがいっこうに良くなりません。一週間経過した頃、なぜヨブがこうなったのか議論が始まります。そして「ヨブよ、あなたの苦しみは罪からきている」と結論をだしました。それを聞いていたエリフという者が「ヨブの苦難は罪によるものではなく、神様の教育だ」と語るのです。
 そこで38:1にある通り、神様がつむじ風の中から、ヨブに語られました。神様は御業をヨブに語られます。それを聞いたヨブは、ただただひれ伏すばかり。ここにヨブの信仰の深さを感じます。

 私たちは神様の御業を理解できない時があります。恵みを受けた時は「神様感謝します」と言い、試練を受けた時は「神様なぜですか?」と人間の感情で判断してしまいます。ヨブは神様とサタンとの「賭け」のために苦難を受けましたが、ヨブは恨む事無く、この小さきヨブを顧みてくださった事に感謝をしているのです。

 ストレス社会と言われる今、いろんな試練や苦しみを受けておられる方が多くいらっしゃると思います。またクリスチャンであるがために、受ける事もあるでしょう。しかしその試練や苦しみは神様の目的があるから今、受けているのです。そしてその時(今)、神様は苦難の人に介入してくださっていて、今の幸いや苦難のすべてを神様はご存じなのです。信じきって神様にすべてを委ね感謝する事ができる人は幸いです。最終的に神様は必ず祝福をご用意してくださっているのです。

今日も素晴らしい日をありがとうございます。幸いな事も試練の時もすべて受け入れ感謝をもってのぞむ事ができますように・・・


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