メッセージ要約
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teketekeのメッセージ要約です!

2006/11/19
出エジプト記3:1-15
 「モーセの召命」

聖書抜粋:3:12 神は言われた、「わたしは必ずあなたと共にいる。これが、わたしのあなたをつかわしたしるしである。」

<要約>

 本日、「降臨前第六主日」を迎えました。
 先週あたりから「子供祝福式」を行われる教会もあると思いますが、倉敷教会も今週「子供祝福式」が行われ、多くの子供たちが祝されました。七五三の時期にあわせて行われる事が多く、以前は異邦の地であった日本にもキリスト教がとけ込んでいる証でもあるのです。今からも素直に主に向かい成長されます事を祈ります。
 聖書に入りますが、この時代は直接神と会話をしていた事が記されています。場所はシナイ山です。なぜ神はモーセに語られたのでしょうね。簡単にモーセの生い立ちを見てみます。
 モーセはイスラエル民族の中から生まれましたが、当時エジプトを脅かすほどにイスラエル民族が増え、パロ(統治を任された王)は恐れを覚え生まれたばかりの子供を葬るように命じていました。モーセは葬られる事はありませんでしたが、川に流されてしまいます。母は心配でたまらず、モーセを入れた小舟を追い続けるのです。そして何とパロの娘が赤子のモーセを見つけ引き取り、乳母として実母が育てたのでした。
 モーセはパロのため、エジプトのために働き権力を得て行きます。そんな時、自分はイスラエル民族であった事、また自らの生い立ちを知る事となります。そしてある日、むち打たれるイスラエルの民をかばうため、エジプトの役人を殺めてしまい、エジプトを離れミデアンの地に逃れ、結婚し羊飼いとして暮らしていたモーセ80才で神と出会うのです。
 モーセはシナイ山で燃え続ける木を見つけ「なぜあんなに燃えているのに朽ちないのだろう」と不思議に思っていました。そして神は「モーセよ、モーセよ」と言われモーセは「ここにいます」と答えました。神はモーセにエジプトからイスラエルの民を引き連れ、カナンの地へ導くのだとご計画を話されます。モーセはさぞ驚いたでしょうね。歳も既に80才、私にできるのだろうか?と思った事でしょう。しかし神は「わたしは必ずあなたと共にいる。」と約束されたのです。不安いっぱいのモーセに神が「お墨付き」をお与えになられたのです。
 神は今、私たちにも語ってくださっています。語られる言葉やタイミングはその人によって違うでしょうが、「今、出番ですよ」と語られているのです。素直に聞く耳をもって受け取る事ができる人は幸いですね。


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