メッセージ要約
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teketekeのメッセージ要約です!

2006/12/10
イザヤ書55:1-11
 「主の招き」

聖書抜粋:55:7 悪しき者はその道を捨て、正しからぬ人はその思いを捨てて、主に帰れ。そうすれば、主は彼にあわれみを施される。われわれの神に帰れ、主は豊かにゆるしを与えられる

<要約>

 本日、いよいよ「アドベント第二主日」を迎えました。
 「さあ」、神が私たちに呼びかけられています。かわいている人、お金のない人はここへ来て、タダでぶどう酒と乳を買い求めなさい。と言われています。
「えっ、タダで買う?」。タダでもらうなら解りますが、買うとは・・・
その前に、なぜぶどう酒と乳なのでしょう?この当時、最も大切なものとされていたのがこの二つだそうです。
 物資が豊富な今では、食べる事に困惑する事は少ないと思いますが、聞くところによると戦後間もない時は、食べるものに困り果てた人が多くいて、教会は昼食を用意し、礼拝出席のかわりに与える事をしていたようです。「ライス・クリスチャン」と呼ばれていたようですが、その中には、本当の主に出会い、今素晴らしい働きをされている方々も多くいらっしゃると思います。
「タダで」「買い求めなさい」
今は、タダと聞くと嬉しくて飛びつくどころか「タダより高いものはない。何かウラがあるんだろうな!」と疑念を持ってしまいます。しかし神が与えてくださる「タダ」とは、決してお金を払って買い求める事が出来ないものなのです。
何も求めず与えられるのではなく、「買いたい」「何があっても買い求めたい」との強い願いがなければ手に入れる事はできない事を聖書は語っているのです。
 皆さんは、「生きる」とはどうお考えでしょうか?神の恵みによって生かされている事は間違いありませんが、本当の「生」とは、変わらない神の確かな恵みの中に生き続ける事だと思います。どうすれば出来るのでしょう?神は「私に聞け」と語ってくださっています。神の招きに答えなさいと優しく呼びかけてくださるのです。
 ヨハネの福音書に、ヤコブの井戸で真昼の暑い中、水をくむサマリヤの女が登場しています。5回も結婚して今はひとり。求め続けた事は、手に入れましたが今は何もなくなってしまいました。水を飲めば一時的に潤いますが、また渇いてしまいます。その女は主の招きの言葉を受け入れ、聞き従ったのです。
 クリスマスは主イエス・キリストのご生誕を祝うものですが、同時に主の招きに聞き従うきっかけの時でもあります。一時的な満足を求めるのではなく、主に聞き、永遠に渇く事のない水、恵み、命を手に入れられてはいかがでしょうか?
 主は今、あなたに招きの言葉をかけられています。今、この要約を読まれている「あなた」にです。手に入れるために必要なものが一つだけあります。それは「はい」と赤子のような素直な気持ちで従う事、ただそれだけなのです。

 キリスト教会は、いつもあなたをお待ちしています。今年のクリスマスこそ、ご一緒に主イエス・キリストを讃美してみませんか?


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