メッセージ要約
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teketekeのメッセージ要約です!

2007/02/04
ルカ8:4-15
 「聞く耳を持つ」

聖書抜粋:8:8 ところが、ほかの種は良い地に落ちたので、はえ育って百倍もの実を結んだ」。こう語られたのち、声をあげて「聞く耳のある者は聞くがよい」と言われた。

<要約>

 「聞く耳を持つ」、私が礼拝の司会を行う際、開会祈祷で毎回祈る言葉です。自ら聞く姿勢は大切ですが、礼拝そのものを主なる神にお委ねし、聞く耳を与えてくださるように祈る事も大切です。
 種まきのたとえですが、種は「み言葉」の事です。み言葉を聞く人は主イエスの母、兄弟となり、神の家族なのです。また聞く耳を持つ人とは、素直な心を持ち、神に委ねる事の出来る人です。
 聖書では、種がまかれた場面を4つに分けて説明しています。
(1)道ばたに落ちた種・・・神の言を聞いても認めず受け入れない頑なな心を持つ人
(2)岩の上に落ちた種・・・受け入れるけれど、根がないので枯れてしまう人
(3)いばらの間に落ちた種・・・神以外を自分の神としてしまい(金・名誉など)信仰が実らない人
(4)良い地に落ちた種・・・聞く耳を持ち、正しい心でしっかり受け入れ百倍もの実を結ぶ人。

 あなたは、どのまかれた種を希望しますか?良い地に落ちた種を望む人は幸いですね。

日本国内の受洗者は約八千人。しかし同じくらいの人が教会から去っているのも事実です。礼拝出席数はまった増えていないのです。ある牧師がその現象を見て、「教会は入り口も広いが、出口はもっと広い」と言われましたがその通りだと思います。通過儀礼として洗礼を受け、そそくさと出口へ向かうのです。教会として、信徒がつながる魅力を作る事も大切ですが、洗礼を受ける前に、しっかりとクリスチャンとしての生き方、神様の事を心に植え付けてあげる、洗礼を受けたからクリスチャンではなく、キリストを着て生きているからクリスチャンだという事をしっかり伝えなくてはならないと思います。
また、洗礼を受けられた方は、良い地に落ちた種と自分を確信し、教会が私に何をしてくれるかではなく、自分が教会に何ができるかを常に思って頂きたいと思います。

 この要約をお読みの皆様は、すべて余す人なく「良い地に落ちた種」であると確信しています。もしまわりに良い地以外に落ちた種を見つけたら、まず祈り良い地に導いてください。主なる神は一人として滅びる事を望んではおられませんから。


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