メッセージ要約
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teketekeのキリスト教メッセージ要約です!

2007/02/18
ヨハネ4:1-26
 「対話を求める神」

聖書抜粋:4:14 しかし、わたしが与える水を飲む者は、いつまでも、かわくことがないばかりか、わたしが与える水は、その人のうちで泉となり、永遠の命に至る水が、わきあがるであろう

<要約>

 まずここに書かれている場面を想像してみましょう。場所は今から約2千年前のパレスチナの井戸周辺です。引用の聖書を読み、目を閉じると蜃気楼の中の井戸に立つ、主イエスと女の姿が見えます。
 主イエスが井戸に行かれた時間は真昼。このヤコブの井戸を利用する[普通の女性]は、まだ涼しい朝方、井戸から水を組み、熱い昼間は主に家の中で別の仕事をしています。しかし、その暑い中、人けを避けるように井戸で水を汲もうとする女がいます。そして主イエスはこの女に声をかけられるのです。
 ここで見落としてはならない箇所が4節に記されています。『4:4 しかし、イエスはサマリヤを通過しなければならなかった。』そうなのです、主イエスはサマリヤに行かなくてはならなかったのです。なぜでしょう?
 主イエスは女に声をかけられます。そして「あなたの夫を呼びに行って、ここに連れてきなさい」と話されたのです。この女にとって、最も辛く、悲しい事を主はご存じで、あえて語られたのです。私たちなら、相手の辛い事はなるべく避けてしまいますが、主イエスは女に過去を自認させるためあえて語られたのです。
自分を養ってくれる大切な夫。最初の結婚は喜びに満たされた事でしょうね。しかし、夢のような暮らしも平凡となり、次つぎと欲望を追いかけ、ついに5人の夫と離婚し、今は同棲していました。物質的な欲求に[終了]はないのです。
 現在に生きる私たちはどうでしょう。お金はたくさん欲しい、持ち家も欲しい、名誉も欲しい、ブランド品も欲しい、車が欲しい・・・・・キリがありません。
 もうお気づきと思いますが、ここに登場する女は、私たちそのものなのです。そして主イエスはこの私たちのためだけに、わざわざここへ来てくださっているのです。物質的な満足ではなく、本当の満足、心が渇く事のないように、一人ひとりに対話を求めておられるのです。
 主イエスは、この女のように私たちの辛い過去、苦しみ悩んでいる事すべてをご存じです。心に飢え乾きを覚えている方がいるならば、ぜひ主イエスが語られる言葉を素直に受けてみてください。きっと今まで経験したことのないような平安が与えられる事でしょう。

テケテケ


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