メッセージ要約
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teketekeのキリスト教メッセージ要約です!

2007/06/24
使徒行伝8:26-38
 「ピリポの伝道」

聖書抜粋:8:35 そこでピリポは口を開き、この聖句から説き起して、イエスのことを宣べ伝えた。

<要約>

 まずここに登場するピリポについてですが、最初の12弟子ではありません。ピリポがなぜ信徒の代表になったかは、使徒行伝6:5に「この提案は会衆一同の賛成するところとなった。そして信仰と聖霊とに満ちた人ステパノ、それからピリポ、プロコロ、ニカノル、テモン、パルメナ、およびアンテオケの改宗者ニコラオを選び出して、 使徒たちの前に立たせた。すると、使徒たちは祈って手を彼らの上においた。 」とある通りです。
12弟子だけでは、多くの民衆をまとめる事ができず、信徒の中で評判の良い7名を選び、その中の一人にピリポがいたのです。この7名は最初の教会役員とも言われ、12弟子により按手の祈りがなされています。
 弟子代表の7名は、ただ民衆のまとめをするのではなく、伝道に出向いていました。しかしそこにはキリスト者を迫害するサウロ(後のパウロ)により殉教する者も出てしまいました。当時のキリスト者はパウロ達の目を盗んで礼拝するしかなかったようです。
 この箇所は、そのような中で伝道するピリポが記されています。エルサレムに残り、教会を守り通したかったピリポでしょうが、主なる神はサマリヤにピリポを遣わすのです。サマリヤでの伝道が成功している中、天使が現れピリポに「ガザに行きなさい」と伝えます。ピリポの本心を知る事はできませんが、成功している土地を離れたくなかったかも知れません。しかし全て主のご計画と受け入れ行動するところにピリポの素晴らしさがあると思います。
 ピリポがガザへ向かう途中、エチオピア女王の財産を管理する人(宦官)と出会います。宦官はイザヤ53章を読んでいました。ピリポが「何の事か解りますか?」と問うと宦官は「手びきをしてくれなければ、どうしてわかりましょう」と答えました。ピリポはイザヤに記されている事はイエスキリストの預言であって、その主を信じる事で永遠の命が得られると話すのです。それを聞いた宦官は「私はイエスキリストを真心から信じます」と告白しました。宦官は、今この時主を信じなければ、もう次はない!この時しかないんだ!と思いバプテスマを決意し、ピリポによって洗礼の恵みを受けたのです。

 今、偶然このメッセージ要約を見られている方がいらっしゃったなら、それはあなたのためにご計画された『その時』だと思います。今この時、み言葉に触れ、そして信じる事ができますよう祈ります。

テケテケ


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