メッセージ要約
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teketekeのキリスト教メッセージ要約です!

2007/07/08
使徒行伝20:7-12
 「真夜中の礼拝」

聖書抜粋:20:12 人々は生きかえった若者を連れかえり、ひとかたならず慰められた。

<要約>

 場面は、アジア西端の地中海に面した港町トロアス。週の初めとありますから日曜日で、聖餐のため準備をしているところです。体が弱かったパウロに同行していた医者のルカが労っています。

 日曜日に礼拝を捧げ、説教を行い、聖餐を受けました。パウロは明日出発しなくてはならず、またもう二度と訪れる事がないのを知っていたかのように、信徒の家の三階の屋上で話を続けます。あたりは段々暗くなり屋上にはたくさんの灯りが灯されていました。パウロの話は延々と続き、ユテコという若者がウトウト始めます。そして寝入ってしまい三階から下に落ちてしまいました。一同は驚きあわて、急いで下に降りユテコを抱き起こしましたが既に亡くなっていました。パウロはユテコを覆うように抱きかかえ「命がある」と語るのです。恐らく父なる神に渾身の祈りを捧げていた事と思います。パウロ達はまた屋上へ向かい、話を続けます。
 パウロは自分がキリスト者を迫害した事や、旧約聖書は主イエスキリストの預言が記されている事、また復活の主がパウロに臨み180度変えられた事など、延々と話し続けたのでしょう。とうとう夜が明けパウロ達は出発しました。話を聞いた人々は何とも言えない満足感に覆われていた事でしょう。さらに命が途絶えたユテコは生き返り、一同は大いに慰められたのです。

 パウロは与えられたその日その時を大切に思い、出来る限りの伝道を行っていたのです。また私たちの大先輩である内村鑑三は自ら主筆となった『聖書之研究』誌に「一日一生」という 公開日記を連載し、その死の直前まで続けました。今私たちには何が出来るのか?神様から与えられ計画された時に感謝し、主を証できるなら何と幸いな事でしょうね。

テケテケ


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