メッセージ要約
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teketekeのキリスト教メッセージ要約です!

2007/08/19
マルコ5:21-43
 「ただ信じなさい」

聖書抜粋:5:36 イエスはその話している言葉を聞き流して、会堂司に言われた、「恐れることはない。ただ信じなさい」。

<要約>

 最初にこの箇所に登場する人物紹介から(主イエス、弟子達、群衆は除きます)。
・会堂司のヤイロ
・12年も病の女性
・12才で重病のヤイロの娘
あら筋は、娘の命を救って欲しいと願う会堂司のヤイロが主イエスの前に現れひれ伏し、一緒に行って下さいと嘆願します。主イエスは聞き入られ、ヤイロの家に向かいます。その途中、多くの群衆が主イエスを取り囲み、なかなか進む事が出来ません。そこに12年間どんな治療をしても治らなかった女性が主イエスの衣にさわり、何と癒されたのです。ヤイロは一時も早く主イエスを娘の元へと思っていましたが、そうも行きません。そんな時、娘が死んだ事を聞き、主イエスに、もはやあなた様を煩わす事はなくなりました。と伝えます。が、主イエスはその言葉を聞き流して、娘は眠っているだけだ。と家で泣く者達に告げるのです。主イエスは少女に、「さあ、起きなさい」と優しく語ると何と少女は起きあがり、命がよみがえったのです。

ここでは、二つの奇跡がなされています。
まず、12年間も病にあった女性の癒し、そして少女のよみがえりです。そして登場人物の人間性も読みとる事ができます。
 12年間病にあった女性は、群衆に紛れ主イエスに近づこうとしますが、なかなかそばに行けません。体調はとても悪かったでしょうね。しかし、何をやっても治らなかった事ですが、この主なら私の思いを共にしてくださると信じ、執念ともいうべき行動で主の衣に触れるのです。主イエスは群衆に囲まれて進んでいますので、当然主の衣には何十人もの人が触っていた事でしょう。しかし、病の女性が主のみ信じ願う事を知られ、癒しのチカラをお与えになった事だと思います。もう病の女性には、主イエスの他は何もないのです。
 会堂司のヤイロは、娘を癒してくださるのは主イエスキリストしかいない!と思い、主の前にひれ伏しお願いします。ですが、娘が死んだと告げられた時、全てが終わってしまった。と自ら思い絶望へと落ちて行きます。最後まで信じ続け、すべてを委ねる難しさが解ります。

 娘が死んでしまった事は、既に主イエスはご存じでしたが、それをそばで聞き、そして聞き流されました。そして「ただ信じなさい」と語られました。これは死を含むすべての事に恐れず、ただ信じなさいと私に語られているようでした。何と大きななぐさめでしょう。

 私たちは、頭で考え理解出来ない事を素直に信じる事が出来にくいのではないでしょうか。そんな神を信じ切れない私たちの罪を、十字架で解放してくださったのです。今、すべての罪から解放されています。これ以上の奇跡が他にあるでしょうか。

ピリピ4:6 「何事も思い煩ってはならない。ただ、事ごとに、感謝をもって祈と願いとをささげ、あなたがたの求めるところを神に申し上げるがよい。4:7 そうすれば、人知ではとうてい測り知ることのできない神の平安が、あなたがたの心と思いとを、キリスト・イエスにあって守るであろう。」
どんな時でも、ただただ主イエスキリストを信じる事ができますように・・・


テケテケ


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