メッセージ要約
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teketekeのキリスト教メッセージ要約です!

2007/08/26
ヤコブ1:19-27
 「御言葉を行う人」

聖書抜粋:1:22 そして、御言を行う人になりなさい。おのれを欺いて、ただ聞くだけの者となってはいけない。

<要約>

 登場するヤコブは、主イエスキリストの弟です。ヤコブは兄イエスの事を、どこかおかしくなった人と思っていました。まさか兄が救世主キリストだと思う事が出来なかったからです。しかしヤコブは主イエスキリストの十字架により目が開かれ、心から神を信じる信仰が与えられました。ヤコブは12弟子ではありませんが、教会をまとめる重要な務めをまかされるようになったのです。
 この箇所の中心は、22節の「そして、御言を行う人になりなさい。おのれを欺いて、ただ聞くだけの者となってはいけない。」です。御言葉を行うには・・・
(1)聞くに早く
(2)語るに遅く
(3)怒るに遅い
どこかの大河ドラマのようですが、まず人の話をよく聞きなさいと勧めているのです。話を聞く事について旧約では『詩篇 46:10 「静まって、わたしこそ神であることを知れ。わたしはもろもろの国民のうちにあがめられ、全地にあがめられる」。』とあるように、まずじっくり静かにする事が記されています。自分の思いを先行させず、神様は今何を私に語られているかを知る事が大切です。
 教会をまとめていたヤコブはこのように語ります。まず人の話を聞きなさい。話の腰を折ってはなりません。正義感の強い人や我の強い人は、自分の思いと違う事を聞くと、話の腰を折り、途中で割り込んで来たりしますが、そんな時こそ静まり、話を聞きなさいと勧めているのです。耳の痛い話だと思われている方も多いと思います(私もです)。
例えば、自分が絶対に正しい!と思い、相手に怒って勝利しても、決して神の義ではありません。
 不思議なもので私たちの顔には、耳が2つ、目が2つ、そして口が1つです。話す倍ほど聞きなさいと神様は私たちを造られたのでしょう。自分の中の悪の思いを捨て去り、御言葉に聞き従う素直な心でいる事ができれば何と幸いな事でしょうね。
 「短気な私には無理だ!」と決して思わないでください。なぜなら私たちクリスチャンは一人の例外もなく、主イエスキリストの十字架により、過去の自分は過ぎ去り全てが新しくされているのです。ピカピカに変えられた事を素直に信じ御言葉を受け入れてみてください。きっと自然に御言葉に従い行動する自分に出会うはずです。

聞くに早く、語るに遅く、怒るに遅い今週でありますように・・・


テケテケ


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