メッセージ要約
Home Back

teketekeのキリスト教メッセージ要約です!

2007/09/30
ヤコブ2:1-9
 「隣人を愛する」

聖書抜粋:2:8 しかし、もしあなたがたが、「自分を愛するように、あなたの隣り人を愛せよ」という聖書の言葉に従って、このきわめて尊い律法を守るならば、それは良いことである。

<要約>

「自分を愛するように、あなたの隣人を愛しなさい。」
これは、主イエスキリストが私たちに語られた御言葉ですが、これを守っていない教会へヤコブが手紙を記しています。今風にこの箇所を表現してみますと・・・
教会へ新来会者が二人来ました。一人は見るからに金持ち、もう一人はみすぼらしい姿をしています。教会の案内人は金持ち風の人を一番良い席に案内します。みすぼらしい人には、「席が埋まるかも知れませんから、そこに立っていてください」と伝えます。

少しオーバーでしたが、行動に出さなくても心で思うなら同じ事です。意図的に差別するのでなくても、自然に差別してしまうのも私たちの弱さではないでしょうか。

ヤコブはそんな差別をしている人に向かって「兄弟よ」と呼びかけます。血はつながっていなくても、私たちクリスチャンは共に主にある兄弟です。決して「差別」「えこひいき」をしてはならないのです。

教会の良い所に案内された金持ちですが、この人が救われるとは限りません。マタイ 19:24に「重ねて言うが、金持ちが神の国に入るよりも、らくだが針の穴を通る方がまだ易しい。」 とまで主は語られています。この世の価値(金や名声など)を私たちは、はかりとしてはならないのです。もし、この世の価値で評価するなら、自らを裁く事になるという事を覚えなくてはなりません。

私たちは救われているにもかかわらず、自分と他者を比べ、「あの人には勝っている」などと自らのはかりで評価しているのではないでしょうか。
神様は、分け隔てなく平等に私たちを愛されています。相手の立場で思いやりの心を持つ事ができれば幸いですね。

テケテケ


キリスト教関連書籍

teketekeへメール

Home Back