メッセージ要約
Home Back

teketekeのキリスト教メッセージ要約です!

2008/02/03
ヨハネ6:1-15
 「感謝に生きよう」

聖書抜粋:6:11 そこで、イエスはパンを取り、感謝してから、すわっている人々に分け与え、また、さかなをも同様にして、彼らの望むだけ分け与えられた。

<要約>

 場所はガリラヤ湖(テベリヤ湖)で、時は過越の祭りの前、群衆が主イエスの言葉を聞こうと集まっています。その数何と男だけで5千人、女性や子どもを合わせると1万人は優に超えていたでしょう。またこの出来事は『5千人の給食』として、全ての福音書(マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネ)に記されているように、重要な出来事だったのです。
 場面を想像してみてください。目の前には5千人(全て合わせると1万人ほど)がいます。その人々にパンを与えようと主イエスが言われたのです。一人5百円のパン代としても1万人となると、5百万円にもなってしまいます。が、お金はおろか、弟子達は何も用意がありません。あたりを見渡すと子供が大麦のパン5個、魚2ひきを持っています。足りるはずがありません。持っていた子供は貧しい少年か奴隷だったのでしょう、普通パンは小麦で作りますが、家畜に与えるような大麦のパンを持っていたのでlす。主イエスは感謝してパンをさき、人々に与えられました。すると見る見るうちにパンが与えられ、少しでも無駄にならないよう食べ残りを集めると12のかごいっぱいになったのです。

 私たちは乏しいわずかな経験から物事を判断してしまいます。「5つのパンが、一気に増える訳ないじゃないか!」と思うのは当然でしょう。そんな経験をした事がないのですから。しかし聖書にはこの事実が全ての福音書に記され、信じられない出来事を体験した群衆が記されています。今、それを体験する事はできないですが、主のなさった事実を見ないで信じる事が出来れば幸いですね。

 タイトルの『感謝に生きる』とはどういう意味でしょう?
まず、無駄に生きない − 神様の恵みに生きる − 滅びる事がない − 永遠の命に生きる!
神様の恵みを無駄にしないよう、み言葉に聞き従い生きる事が大切なのです。
そして、パンを持っていたのは貧しい子供です。大人から見ると何の権力も力もない、いてもいなくても良い様なものですが、その者が何と1万人もの食事をまかなう助けを行ったのです。同じように今、主は何の力もない私たちを用いてくださっています。弱い者ほど自分のいたらなさを知っていて、主によりたのむ事が出来ます。そのような謙虚で、主から栄養を頂かないと生きて行けない事を知る者は幸いです。

 私たちの教会では、第一主日に聖餐式を行っています。5千人を養われたように、今私たち一人ひとりを養い、恵みを与えてくださっています。受ける私たちは主の恵みを受け取り感謝の中に生き、最後の時、感謝の中で生かされた人生だったな。と思い証できれば最高ですね。

 今週もすべての事に感謝し生きる事が出来るなら幸いですね。

テケテケ


キリスト教関連書籍

teketekeへメール

Home Back