メッセージ要約
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teketekeのキリスト教メッセージ要約です!

2008/06/08
ヨハネ6:1-14
 「小さなささげもの」

聖書抜粋:6:11 そこで、イエスはパンを取り、感謝してから、すわっている人々に分け与え、また、さかなをも同様にして、彼らの望むだけ分け与えられた。

<要約>

 あまりにも有名な『5千人の給食』記事です。この記事はすべての福音書に記されているように、奇蹟の事実を聖書は伝えています。
場所はテベリヤ湖(ガリラヤの海)対岸の山、主イエスに従い群衆がついて来ました。男だけで5千人とありますから、女子供を入れると2万人くらいだったと推察されます。
3つのポイントでこの出来事を見てまいります。

(1)私たちをあわれんで下さる主イエスキリスト
主イエスは、滅びに向かおうとしている群衆を断腸の思いで見ておられます。目をあげ、あわれんでくださっているのです。これは2先年前だけの出来事ではなく、今なお私たちが滅ばぬようあわれみを持って見続けていてくださっているのです。
(2)私たちを信頼し、期待してくださる主イエスキリスト
マタイによる福音書には、5千人へ食事を与えるのは『不可能』だから、解散させるのが良いですよ、と主イエスに進言しています。また、200デナリ(給料半年分)もの大金があったとしても、到底足らないでしょう、と言う者も。そんな時、弟子のアンデレが大麦パン5個と魚2ひきを持っていた子供を見つけ主イエスの元に連れて来ました。主の元に導く代表として今伝えられているアンデレですが、こんな少ない食料で何になりましょう。と否定的な言葉を語ります。こんなもの『しか』無い、不平と不満の言葉です。しかし主イエスは、パン5つと魚2ひき『が』ある、感謝と満足の言葉を語られるのです。私たちも『しかない』から『が、ある』信仰に立つ事ができたら何と素晴らしい事でしょうね。
(3)私たちにある物を祝福して下さる主イエスキリスト
「それを持ってきなさい」と語られる主イエス。子供が持っていたパンが例え1つでも、魚1ぴきでも主には関係ありません。主の手にあるものは1つも、100万個も同じなのです。主イエスの祝福は、『プラス、アルファ』ではなく、『プラス、無限大』なのです。
主イエスは群衆を座らせ感謝してパンをさき、与えられます。そして食べ残りを集めると、何と元あったものより多く、12のかご一杯になったのです。

 主イエスキリストは、私たちをあわれんで下さり、信頼し期待して下さり、祝福し続けておられます。私たちは取るに足らない小さな者ですが、そんな私たちの思いやささげものを祝福され、無限のものに変えてくださるのです。パンと魚を持っていた者を思い出してください。力も権力もない、子供の小さなささげものを主が用いられ、人々を救われたのです。あなたの主に対する思い、オンリーワンのあなたの思い、すべて主はご存じであわれみ、祝福してくださるのです。


テケテケ


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