メッセージ要約Home Back
2008/07/06
ﾛｰﾏ2:1-11
「神の富に生きる」
聖書抜粋：2:4 それとも、神の慈愛があなたを悔改めに導くことも知らないで、その慈愛と忍耐と寛容との富を軽んじるのか。
＜要約＞
神に選ばれた民としてのイスラエル人に人を裁かず神の富に生きよとパウロは語ります。同じように今を生きる私たちにも語られているのです。
（１）裁きについて
立派に見える人にはその人なりに、悪を行う者にはその者なりに、無意識の中にも他人を裁いているのではないでしょうか。人の事はよく見えても自分の事は見えず裁いているのです。そして聖書はその裁きによって自分が裁かれると記しています。
（２）神の富を軽んじる
この富は、慈愛、忍耐、そして寛容です。これはすべての人に与えられている神からの恵みです。寛容を辞書でひくと『心が広くて、よく人の言動を受け入れる、他の罪や欠点などをきびしく責めないこと。』とありますが、聖書ではそれに『神の激しい怒り』が含まれているのです。
神の富を軽んじ、罪を重ね、怒りを積んでいるのではないでしょうか？
神は私たちのすべてをご存じで、滅びに向かう事のないように、寛容になさっているのです。私たちは例外なく、神の激しい怒りの中、神の忍耐そして富の中に生かされています。それを知り感謝して生きていくのがキリスト者なのです。
滅びに向かうしかなかった私たちですが、今神の富を受けています。すべては私たちを救うために十字架にかかられた主イエスキリストの恵みであり愛なのです。
テケテケ
キリスト教関連書籍