メッセージ要約
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teketekeのキリスト教メッセージ要約です!

2008/07/20
使徒行伝1:1-11
 「神のみ業の伸展」

聖書抜粋:1:8「 ただ、聖霊があなたがたにくだる時、あなたがたは力を受けて、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、さらに地のはてまで、わたしの証人となるであろう」。

<要約>

 倉敷教会は、お二人の牧師先生でメッセージが語られています。主任牧師の山脇望師はローマ書から、正子師はヨハネより語られておりましたが、ヨハネが終了し本日から使徒行伝へ入ってまいりました。使徒行伝は、福音書と書簡(ローマ人への手紙など)との間に位置し、聖書の「架け橋」的な重要な書となっています。使徒行伝は西暦61年頃の活動を医者であったルカにより記されました。主により変えられたパウロの書簡を読み、どう変えられて行ったのかが記されているのです。
 CHターナーは、この使徒行伝を6つに分類し、その伸展を解りやすく解説されています。キーワードは『こうして』で記されたあとに使徒の動きの変化が読んで取れます。ではまず使徒信条を6つに分けてみます。

(1)1章1節〜6章7節 「こうして神の言は、ますますひろまり、エルサレムにおける弟子の数が、非常にふえていき、祭司たちも多数、信仰を受けいれるようになった。」
(2)6章8節〜9章31節 「こうして教会は、ユダヤ、ガリラヤ、サマリヤ全地方にわたって平安を保ち、基礎がかたまり、主をおそれ聖霊にはげまされて歩み、次第に信徒の数を増して行った。」
(3)9章32節〜12章24節 「こうして、主の言はますます盛んにひろまって行った。」
(4)12章25節〜16章5節 「こうして、諸教会はその信仰を強められ、日ごとに数を増していった。」
(5)16章6節〜19章20節 「このようにして、主の言はますます盛んにひろまり、また力を増し加えていった。」
(6)19章21節〜28章31節 「はばからず、また妨げられることもなく、神の国を宣べ伝え、主イエス・キリストのことを教えつづけた。」

 どう変わって行ったのかを簡単にまとめてみますと、弟子が増えその中には、異教の祭司も受け入れるようになり、その教えは全国に広まり基礎ができ、ますます盛んになりました。各所に出来た教会は信仰を強められ信徒は増え、ますます力を増し、なにものにも妨げられる事なく、神の国、主の教えを教え続けた。という事となります。

 最初の信徒が頑張ったから、このように広まったのでしょうか?
いえ、そうではありません。聖霊が信徒にくだり、共に歩まれたからこそ、このような伸展があったのです。この書は28章で中途半端に終わっていますが、実は今なおその働きが続いているのです。そうです、私たちによって2000年以上を経た今なお、使徒の働きは続いているのです。

 今週もすべての方々に、聖霊様との親しき交わりがありますように・・・


テケテケ


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