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2008/08/17
使徒3:1-10
「神のみ業の進展Ⅲ」
聖書抜粋：3:6 ペテロが言った、「金銀はわたしには無い。しかし、わたしにあるものをあげよう。ナザレ人イエス・キリストの名によって歩きなさい」。
＜要約＞
聖霊を受けた弟子達による最初の奇蹟が記されています。
時刻は午後３時、聖堂前の「美しの門」に生まれつき足の悪い者が『置かれて』いました。自力で歩く事が出来ないため、誰かがここに物乞いをするため連れてきて置き去っていたのです。３つのポイントでこの箇所を見てまいります。
（１）足が利かない者の現実
生まれてこのかた足が利かず過ぎた年月４０年。自分からはどうする事も出来ない彼は、人から施しを受けなくては生きて行けない状況でした。
（２）御名による業はどのようになされたか
聖書には何度も「見る」「見て」が出ていますが、足の悪い彼はペテロとヨハネをチラッっと見ています。弟子の２人はどうでしょう？ 4節に「彼をじっと見て」とあるように凝視し、彼に「私たちを見なさい！」と命令形で伝えています。すると足の悪い彼は、弟子達２人に注目し、何かをくれるのか？と期待します。弟子達はまず「金銀は無い」と語りますが、足の悪い彼は落胆した事でしょうね。何もくれないなら声をかけるなよ！ と伝わるようです。しかしペテロは大胆に彼の右手をとり「イエス・キリストの名によって歩きなさい」と伝えると、たちまち足と、くるぶしが強くなったのです。使徒行伝の筆者であり医者であったルカならではの細かな表現ですね。
（３）癒された者は何をなしたか
もう、嬉しくてたまりません。踊り上がって立ち、歩き回りました。そして神を、主イエスキリストを賛美し、弟子達と一緒に宮に入り礼拝したのです。これは癒された彼の証そのものでした。
イエスキリストの御名。
私たちは今、その名によって生かされています。また個々持つタラントをイエスキリストの御名によって活かさせて頂いています。超自然的な奇蹟に目を奪われがちですが、臆病だったペテロが変えられ、そして主の御名を大胆に語っています。今、使徒として遣わされている私たち。
大胆に弟子としての証が出来ますように・・・
今週も主イエスキリストの御名による日々でありますように・・・
テケテケ
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