メッセージ要約
Home Back

teketekeのキリスト教メッセージ要約です!

2008/10/26
使徒7:54-8:3
 「神のみ業の伸展Z」

聖書抜粋:7:60 そして、ひざまずいて、大声で叫んだ、「主よ、どうぞ、この罪を彼らに負わせないで下さい」。こう言って、彼は眠りについた。

<要約>

30年に及ぶ使徒の活動が始まって2年後の出来事です。
人々は『これ』を聞いて激しく怒ったと記されていますが、何を聞いて怒ったのでしょうか?それは7章に詳しく記されていますが、大祭司の急な質問に対し、ステパノがとアブラハム、モーセ、ヨセフについて、また主イエスキリストについて堂々と話した(説教)内容に対し激怒したのです。そして人々はステパノを外に連れだし、石を投げ、ついに命を奪ってしまったのです。そしてその中にこの書簡を書いた若い時のサウロ(後のパウロ)もいました。

@ステパノの人となり
筆者パウロはステパノの人となりを、『信仰と聖霊とに満ちた人』『恵みと力とに満ちた人』『天使の顔のような人』と記しています(6章)。ステパノは神からの恵みと力を受け、知恵と御霊で人々に語る人でした。そしてその顔はまるで天使のように輝いていたのです。またステパノは事務仕事にも長けていたようで、今で言う会計や総務の実態を通して、今の教会全般を知り、神に祈りを捧げていたのです。

Aステパノの殉教を通して見えた事
怒りを買ったステパノが殉教してしまいますが、その最期の時石を投げる人を見ず、天を見て「主よ、どうぞ、この罪を彼らに負わせないで下さい」と祈りを捧げるのです。その言葉は若い日のサウロのためでもあり、サウロは後章で主イエスに捉えられ、人生を180度変更し主の弟子として伝道者の中心となって行くのです。

ステパノの殉教後、エルサレム教会が荒らされ、弟子達はバラバラになってしまいました。しかしその後全国にますます福音が広まって行きました。神の業ははじまっていたのです。
ステパノは自らの命を投げ出しましたが、今を生きる私たちも何かを捨てる事が必要なのかも知れません。
ある注解書に、小さな商いをする店主が牧師に「日曜日の礼拝を守るため、日曜日は店を閉めたいのですが」と相談したそうです。牧師は明確なアドバイスをする事が出来なかったようですが、その店主は日曜日を主の日とし、商いをしなかったそうです。日曜日の仕事を捨てる事、生活が出来なくなる恐れもあったでしょうが、そこでなお主を讃美し実行したのです。その後その店は大いに祝福を受け、ますます人々に用いられるようになったそうです。
キリスト教は御利益宗教ではありませんが、主の御声を聞き受け入れる事で、大きな環境の変化があなたに訪れるかも知れません。今週も主にあり、素晴らしい日をお過ごしください。


テケテケ


キリスト教関連書籍

teketekeへメール

Home Back