メッセージ要約
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teketekeのキリスト教メッセージ要約です!

2009/04/26
ローマ8:12-17
 「神の相続人」

聖書抜粋:12:それゆえに、兄弟たちよ。わたしたちは、果すべき責任を負っている者であるが、肉に従って生きる責任を肉に対して負っているのではない。

<要約>

全ての人は果たすべき責任のもと生き、生かされています。今あなたはどんな責任のもとに生かされていますでしょうか?
ここで記されている責任とは「ローン」の事で、返済の義務があるのです。大変でも負って生きて行かなくてはならないのです。

この箇所に2つの霊が登場します。一つは「奴隷の霊」もう一つは「神の子たる霊」です。
霊について見る前に、私たちはいったいどのくらいの負債「ローン」をかかえているのでしょう?ある説によりますと、6千デナリ×1万日分とあり、今の金額に直すと何と6千億円にもなります。とんでもない額を背負っていることになります。

具体的な額でないので、少し身近な額に直して、奴隷の霊、神の子たる霊がどう影響していくか見てまいります。
大きな負債(額を60万円と仮定します)を抱えた者が聖書に出てまいります。しかし貸し主は何と負債をチャラにしてくれました。「良かった」と思い外にでると、負債をチャラにされた者が金を貸していた人に出会います。その額は1円。それ返せ、やれ返せと迫り、あげくに牢に入れてしまいます。

また放蕩息子の記事には、財産を持って家出した弟が帰ってきます。父は暑くもてなし、太った豚を料理しパーティーを行います。それを見ていた兄はひがみ、むくれます。

この二人に共通していたのは「奴隷の霊」に支配されていた事です。神の相続人なのに、ねたみから解放されていなかったのです。
新訳聖書には「アバ、父よ」が3回出てまいりますが、この「アバ」は幼児語で、今で言う「パパ〜」のような意味です。それほど身近にいて、優しい方が共におられるのです。私たちには返済できない大きなもの、私たちの苦難さえキリストが全部負ってくださっています。

60万円をチャラにしてくださった父。だからこそ貸した1円をゆるす事が大事だと思います。負債は少額になったかも知れませんが、続いてまいります。しかし私たちの負債は、イエス様がともに背負ってくださっておられます。

恐れを抱かせる奴隷の霊から、神の子たる霊に満たされ、天の父を「アバ、父よ」「お父ちゃん」といつも呼べるようになりますように。


テケテケ


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