メッセージ要約
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teketekeのキリスト教メッセージ要約です!

2009/09/06
ローマ10:1-4
 「無駄にならない熱心」

聖書抜粋:1:兄弟たちよ。わたしの心の願い、彼らのために神にささげる祈は、彼らが救われることである。

<要約>

パウロの切なるうめきのような心の願いが記されています。パウロ自身、以前はキリスト者を迫害する者でしたが、目が開かれ変えられました。イスラエルの民の目が開かれるよう、うめきにも似た祈りを捧げるパウロでした。この箇所を二つに分けて見てまいります。

(1)深い知識による熱心
そもそも深い知識とは何でしょう?
それは経験の中から得られたものです。
ホセア6:6に、「わたしはいつくしみを喜び、犠牲を喜ばない。燔祭よりもむしろ神を知ることを喜ぶ。」 とありますが、淫行の女ゴメルと結婚するようにと神がホセアに語ります。到底許せるような女性ではありませんが、神の御心を受け結婚します。なぜこんな的はずれのような事を神はなさったのでしょう?
実はこのゴメルこそ、イスラエルの民そのものだったのです。そんな民でも捨てる事の出来ない神でした。何が起ころうと見捨てられない神。その神を知り喜ぶ。神を知る事に熱心であるように神ご自身願っておられるのです。

(2)神の義に従わない民
自分への熱心さのあまり、自分に義を立てようと必死になるイスラエルの民。自分以外は不要となり、神の子キリストさえ受け入れず葬ってしまいました。
従うとは、屈服する事ですが、人は何かに従って生きています。仕事上、上司に従う事がありますが、これは屈服する事ではなく、ただ従っているだけの事です。屈服とは、何を置いても従う事。あなたは自己中心的な自分に従っていますか、それとも神に従っていますか?

ある人が教会へ通うようになりました。しかし何を牧師が言っているのか理解できません。しかし後に神がいる事を感じるようになりました。しかし自分が神に逆らって生きているなんて思ってもおらず、解りません。神の子が十字架にかかられた意味さえ解りません。
しかしある時、自分は多くの方に祈られている事、キリストはこの私のために十字架にかかられた事に気づいたのです。十字架の上のイエス、何をしているか解らない民のため祈りをささげています。その祈りが自分のためだったと解り、大いなる神の愛に打たれ人生が変わり、後に牧師となりました。

深い知識による熱心は、決して無駄になる事はありません。神の義に反する者とならず、従う(屈服)日々を過ごす事ができますように。

今週も主イエスキリストにあって、素晴らしい日をお過ごしください。

テケテケ


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