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2009/11/22
ルカ15:11-24
「オープンチャーチ３」愛する心にあなたの価値はある
聖書抜粋：17：そこで彼は本心に立ちかえって・・・20：そこで立って、父のところへ出かけた。
＜要約＞
３週にわたり開催されています『オープンチャーチ』ですが、今回が最後となりました。第一週は『信仰』、第二週は『希望』、そして今週は『愛』から価値を考えてまいります。
まず『愛』という感じを分解してみますと、『心』と『受』に分かれます。自分の心、他人の心を受け入れる時、愛が生まれてくるのです。自分にとって都合の良い部分を受け入れるのは決して愛ではありません。
聖書は放蕩息子の箇所ですが、簡単に場面を説明しますと、裕福な家に育った息子が自分の受けるべき財産を父からもらい家を出て放蕩生活をします。何年か経ち財産はなくなり、ブタの世話をしながらその餌で腹を満たす落ちぶれた生活をしていました。もはやこの青年には何の価値もありません。自分のわがままから家を出た青年。父に会わせる顔などありません。初めて自分のみじめさ、醜さを見つけ、本心に立ち返り、父の元へ帰る決心をします。父と子の関係でなく、単なる使用人として雇ってもらうためでした。「そら見たことか！」とあきれはてた息子を見た父はどうしたでしょうか？
何と父は遠くからこちらに向かってくる息子を見つけ、父から走りより臭かったであろう青年の首に接吻しました。父は無条件に息子を受け入れたのです。立ち返った息子の心を受けた父は、最上級の着物を着せ、家の紋でもある指輪をはめ、はだしの足に靴をはかせました。いつ息子が父の元に帰っても良いように、息子の体型にあわせオーダーメードしていたのです。
ここに登場する息子は私であり、あなたです。そして父は天の神様です。神はどんな私、あなたでも全てを受け入れられ愛してくださっています。もし今、孤独で誰も自分を認めてくれない、愛してくれないと思っていても、そんなあなたを天の神はあなたを認め愛してくださっているのです。
天の神は今、あなたが本心に立ちかえり、立って父なる神に向かう事を願っておられます。自分に気づき認める時、あなたの価値が生まれるのです。
天の神は、今あなたが父の御許に戻る事を今か今かと待っておられます。
テケテケ
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