メッセージ要約
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teketekeのキリスト教メッセージ要約です!

2010/02/07
ローマ12:3-5
 「高ぶらない、卑屈にならない」

聖書抜粋:3:わたしは、自分に与えられた恵みによって、あなたがたひとりびとりに言う。思うべき限度を越えて思いあがることなく、むしろ、神が各自に分け与えられた信仰の量りにしたがって、慎み深く思うべきである。

<要約>

私たちはいろんな量りの中で生活しています。学生さんは偏差値、社会人は査定などで量りにかけられています。キリストを信じる私たちにパウロは何の量りで生活するようにすすめているのでしょうか?
2節に「神が各自に分け与えられた信仰の量り(メトロン)」に従ってとあります。ベース、基準となるものの事で、長さではメートル、音楽ではメトロノームなど、ここから生まれています。
それでは信仰の量りとはいったい何でしょうか?
信仰歴や才能、学問に対する能力でしょうか? まったく関係ありません。各自には別々の信仰の量りがあるのです。人と比べて思い上がったり、また卑屈になる必要などないのです。神は一人ひとり比べる事なく接してくださっています。

同志社大学の創始者、新島襄はアメリカ滞在中に主と出会い、人生が180度変えられました。そしてアメリカ最後の講演で、日本にキリスト教の教えにそった学校を創立したい事を民衆に伝え、寄付を呼びかけました。医者や弁護士など明治当時のお金で千ドルもの寄付を頂き、総額5千ドル以上があつまりました。その中、2ドルを握り新島に渡す老人がありました。その老人は「私にはまだ歩いて帰るだけの体力がある」と伝え捧げました。帰りの汽車賃まで、全てを捧げたのでした。もちろん大きな金額を捧げて頂いた方に感謝しましたが、この老人の全てを捧げた事は、後の新島の活動に大きな影響を与える事となりました。
まさに、各個人が与えられたものをどう信仰の量りに従い行動できるかを物語っていた出来事でした。

一人ひとり信仰の量りによって自らを量り、そのかなめが主イエスキリストでありますように。


テケテケ


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