メッセージ要約
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teketekeのキリスト教メッセージ要約です!

2010/10/31
創世記43:1-10
 「ヨセフの兄弟エジプトへ」

聖書抜粋: 8:ユダは父イスラエルに言った、「あの子をわたしと一緒にやってくだされば、われわれは立って行きましょう。そしてわれわれもあなたも、われわれの子供らも生きながらえ、死を免れましょう。

<要約>

主の御名を賛美します。

37章では「夢見るヨセフ」、39章では「ヨセフと共におられる神」、40章では「神の時まで」、41章では「神の時」、そして今週は「ヨセフの兄弟エジプトへ」について見てまいります。聖書箇所は43章からですが、メッセージは42〜44章を含めています。

(1)ヨセフの兄弟エジプトへ第一の旅
42:1〜ヨセフが38才頃の出来事です。ヨセフが解いた夢の通りカナンにも飢饉が訪れました。これは神の御手の中にあった事です。父ヤコブはエジプトに穀物がある事を知り末弟のベニヤミンを除く10名でエジプトへ向かわせました。ヤコブは兄弟から聞いた話、すなわちヨセフが獣に襲われた事を信じ、ベニヤミンを外したのでしょう。
エジプトに着いた10名の兄弟はヨセフとは知らず謁見し地にひれふします。幼いヨセフが見た夢が成就したのです。スパイ容疑をかけるヨセフ。そして兄弟を投獄します。その後シメオンを残し他の9名に食料を持たせ帰らせました。穀物の中に買った代金の銀を入れ送り帰したのでした。辛い思いと兄弟への愛おしさが入り交じるヨセフでした。

(2)ヨセフの兄弟エジプトへ第二の旅
43:1〜飢饉はますます激しくなり、エジプトから持ち帰った食料も底をつきました。父ヤコブはもう一度エジプトに行って食料を持ち帰るように命令します。そこで兄弟ユダはヨセフが言った事、すなわち末弟のベニヤミンを連れて行かないと会うことが出来ないと伝えます。
43:11〜もはやベニヤミンを連れて行かないと一族が絶えてしまう事を察したヤコブ。ここで全てを神に委ねる信仰の姿でした。全能の神、エルシャダイに全てを委ね名前がイスラエルと変わるヤコブでした。

(3)ヨセフの兄弟エジプトへ、ユダの執り成し
ヨセフはベニヤミンを見て泣きました。そして兄弟とともに食事をし、運べるだけの食料を持たせ帰らせました。しかしベニヤミンが持つ袋の中に銀の杯を忍ばせていたのです。そして家の司に命じ追いかけて袋を改めさせます。身に覚えのない兄弟は、もし見つかったら全員奴隷になりますと司に伝えます。調べるとベニヤミンの袋から銀の杯が見つかりました。あるはずのない事でしたが、ユダ(このユダは新訳でイエス様の系図に登場するユダです)が先頭になりヨセフの元へ戻ります。神が我々の罪をあばかれた。と語るユダでした。罪とは幼いヨセフを売り飛ばした罪でした。
44:32〜ベニヤミンの変わりに罪をかぶり奴隷となると決心するユダ。兄弟とベニヤミンを帰してくださいと懇願します。ユダが兄弟全員の身代わりとなったのです。

ユダは兄弟の身代わりとなりました。そして時が経ち、主イエスは全ての人の罪を受け、十字架にかかられ甦られました。そして私たちは主イエスキリストの愛を知る事ができたのです。今週も主にあり、素晴らしい日をお過ごし下さい。


テケテケ


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