メッセージ要約
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teketekeのキリスト教メッセージ要約です!

2010/11/14
創世記45:1-15
 「ヨセフ兄弟と和解」

聖書抜粋: 15:またヨセフはすべての兄弟たちに口づけし、彼らを抱いて泣いた。そして後、兄弟たちは彼と語った。

<要約>

主の御名を賛美します。

37章では「夢見るヨセフ」、39章では「ヨセフと共におられる神」、40章では「神の時まで」、41章では「神の時」、43章では「ヨセフの兄弟エジプトへ」について見てまいりましたが、いよいよヨセフ障害のクライマックスの箇所を迎えました。ここでは以下3つのポイントから見てまいります。

(1)自分を制止きれなくなったヨセフ
45:11 あなたも今思えば、あの時自制できなかったな。と思う時はありませんでしたか? 自分の事なら自制できても、愛する者の事や家族の事に触れられると抑える事ができなくなる事があります。そんな時、自制の限界を知るのです。
42:24 兄弟が過去ヨセフに行った事について、自分に罪があると告白した事を聞き、ヨセフは自制する事ができず、泣いてしまいました。そしてここでもヨセフは自制できず号泣しています。
44:18 ベニヤミンの袋にヨセフによって仕組まれた杯が入っていたのが見つかった時、兄弟全員で罪をかぶると告げています。ヨセフを売り飛ばした兄弟と変わっていました。神にあって人は変わる事ができるのです。あなたも神のマスターピース(最高傑作)として変えられる事ができるのです。

(2)身をあかすヨセフ
45:3 「わたしはヨセフです」「父は元気ですか?」
17才から家族と別れ、39才になったヨセフでした。それを聞いた兄弟は恐れおののき、答える事ができません。そして兄たちは前回、この方が家族について根ほり葉ほり聞いた事を理解しました。兄たちは自分達が行った事を思い出し、どんな事をされても仕方ないと思うばかりでした。

(3)神の摂理・信仰に生きるヨセフ
45:4 「あなたがたがエジプトに売ったヨセフです」と兄弟に話すヨセフ。これを聞いた兄弟はもはや、生きた心地はなかったでしょうね。そんな兄たちにヨセフは、売った事をなげく事はありませんと話します。兄たちは更に恐怖を覚えたかも知れません。そしてヨセフは兄たちに、「神が、命を救うために私を先に遣わしたのです」と語ります。ここで大切な事は、ヨセフがではなく、『神が』です。遣わし、今の地位になったのは『神が』なさったとヨセフは語ります。神がご計画され、道を開かれたのです。

「救いの業を全うする」ため、神は先回りされ計画されています。今は理解できない事でしょうが、『神が』導いてくだっています。
今、投獄された時のヨセフのように、苦しみの中を生きている方もおられると思います。しかしその中で神は全てを知り、導いてくださると確信する事ができる人は幸いです。
和解は、神の摂理の中にあり、信じる者のみが神によって成されていくのです。


テケテケ


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