メッセージ要約
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teketekeのキリスト教メッセージ要約です!

2010/12/12
創世記50:15-25,
 「神は良きに変わらせ」

聖書抜粋: 20:あなたがたはわたしに対して悪をたくらんだが、神はそれを良きに変らせて、今日のように多くの民の命を救おうと計らわれました。

<要約>

主の御名を賛美します。

37章では「夢見るヨセフ」、39章では「ヨセフと共におられる神」、40章では「神の時まで」、41章では「神の時」、43章では「ヨセフの兄弟エジプトへ」、45章では「ヨセフ兄弟と和解」、46章では「父ヤコブと再会」について見てまいりました。今週はついに創世記の講解最後となり、「神は良きに変わらせ」という観点から見てまいります。

(1)父ヤコブの祝福と遺言
48:1 これらの事の後、から始まるこの箇所ですが、何の後だったのでしょう。それは死が近づいたヤコブ(イスラエル)が遺言として死んだ後はカナンの地に葬ってほしいと子どもたちに伝えました。ヤコブ147歳、ヨセフ56歳の時でした。
48:15 ここに全ての災いからまぬかれさせられた神、エフライムとマナセに対する祈りが記されています。
49:1 12部族についてヤコブの遺言が記され、特にユダに関しては特別の思いで伝えています。

(2)父ヤコブの死
49:33 ヤコブの死を迎え、ヨセフは伏して泣きました。147年間の生涯を終えました。エジプトの民は70日間にも渡り、泣き続けました。いかに大いなる民として存在したかが解ります(パラオで72日間)。

(3)ヨセフの兄弟の恐れ
50:15 兄たちは、父ヤコブが死んでしまい、今までヨセフにして来た悪事について、仕返しがあると思い恐れおののいていました。自分達が行った事があまりにも非道で赦される事でなかったからです。ヨセフは売られた事も神により先に遣わされたと兄たちに伝えますが、それを信じる兄はいません。
50:17 父の遺言として兄たちを赦してほしいと兄が伝えました。これは作り話でしょうが、すべてを解ってヨセフは泣きました。ヨセフには兄たちに仕返しする気など微塵もなかったのです。

(4)ヨセフの信仰
50:19 神はそれを良きに変わらせてくださった。
ヨセフの中心はいつも神様でした。悪い計画を良い計画にと変えられた神様。兄たちを慰め、親切に語るヨセフでした。
ヨセフ110年の生涯がここに閉じました。エジプトに葬られたヨセフですが、430年後、神の計画により出エジプトがなされる事となります。

神様の介入の中で、私たちも今ドラマを過ごしています。今辛い戦いの中にいる人も、試練の中の人も、きっと神様が考えられる良きほうへ変えてくださると信じています。

次週はいよいよクリスマス。
主のご生誕を感謝しお祝いするとともに、主のなさってくださった恵みを今一度思い、祈り迎える事ができるなら幸いかと思います。


テケテケ


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