メッセージ要約
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teketekeのキリスト教メッセージ要約です!

2011/04/03
ルカ3:1-6
 「神の恵みをいただく心」

聖書抜粋:5:すべての谷は埋められ、すべての山と丘とは、平らにされ、曲ったところはまっすぐに、わるい道はならされ、6:人はみな神の救を見るであろう。

<要約>
主の御名を賛美します。

被災から復旧へと動きが出てまいりました。心より一日も早い回復をお祈りいたします。

医者で歴史家だった作者ルカらしく、当時の皇帝、総督、領主などの様子が詳細に記されています。イスラエル民族は住みやすい地をしっかり自分の領地としていました。そんな時、荒野でヨハネに神が臨みました。荒野すなわち心身ともに疲れ、自分ではどうする事もできない所に神の言は語られました。人生において荒野の経験が大切で、その環境で神の言を聞く事ができるのです。
平安な地に住み続けると、何でも自分で出来る錯覚に陥り、神の言を聞く環境をつくる事ができなくなってしまいます。そんな荒野にいるヨハネに、神は何を語られたのでしょうか?

(1)罪の悔い改めを述べ伝える
悔い改めとは、心を変え方向を変える事です。ではどのように変えるのでしょうか?
神の救いを見る事ができるように変えるのです。私たちの心にある多くの罪のために、主は十字架にかかられました。それにより私たちの罪は取り去られ真っ白になりました。主のなさった事実を自分の事と受けとめる事が大切です。

(2)すべての谷は埋められ、山と丘とは平らにされる
心の中の事ですが、谷は低いところ、山は尖り出たところです。
秋葉原で自動車による殺傷事件がありましたが、その当事者は「誰でもよかった」と語ったようです。自分の谷を埋める事が出来なかったのです。同じように、私なんかいてもいなくても別にどうでも良い、誰でもどうでも良いと思っている方がもしおられるなら、その谷を埋める事ができるのはただ神のみという事を覚えておいてください。そして一日も早く、どれだけあなたが愛されているか、実感してください。
山と丘は平らにされます。それは自身か、おごりか高ぶりか。環境が良く、災害もない地では、あたかも自分が頑張ったから結果が出ていると大きな勘違いをしてしまう事があります。これこそが高ぶりそのものです。ガンバレ、頑張れと教育されて来た結果が、人をけ落としてまで昇りたいと思う高ぶりを生んだのかも知れません。まずその高ぶりを平らにし、へりくだる事なしに神の言を聞く事はできません。

すべての人の谷が埋められ、山が平らにされますように。
おごった心がへし折られ、謙遜が与えられますように。
自分の罪を見る事ができますように。
震災で、今必要な神の恵みがありますように祈ります。


テケテケ


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