メッセージ要約
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teketekeのキリスト教メッセージ要約です!

2011/05/08
創世記18:16-33
 「とりなしの祈り」

聖書抜粋:32:アブラハムは言った、「わが主よ、どうかお怒りにならぬよう。わたしはいま一度申します、もしそこに十人いたら」。主は言われた、「わたしはその十人のために滅ぼさないであろう」。33:主はアブラハムと語り終り、去って行かれた。アブラハムは自分の所に帰った。

<要約>
主の御名を賛美します。

5月第二日曜日、今日は母の日です。普段から感謝の気持ちを伝えている方、年に一度だけ花を贈り気持ちを伝えている方、いろいろおられると思いますが、無償の愛で育ててくださった母に感謝の気持ちを伝える事が出来るなら幸いです。

アブラハムの生涯を講解していますが、今日で10回目となりました。この箇所は神が罪にまみれたソドムとゴモラを滅ぼす事をアブラハムに伝える場面です。そこにはアブラハムと共に暮らしたロト一家が住んでいます。何とか罪の町に住む正しい者と思い続けるロトを救おうと考えるアブラハムでした。この箇所より以下2つの視点で見てまいります。

(1)神のなさる事を知らされるアブラハム
18:17 神はアブラハムを友として愛しておられました。そのアブラハムにソドム、ゴモラを滅ぼす事を隠しておいて良いだろうか? と考えられました。そしてその計画をアブラハムに告げるのでした。
神はアブラハムを友としたように、私たちをも友として接してくださっています。

(2)とりなしの祈りをするアブラハム
18:32 何とかロトを救おうと、神に問いをするアブラハム。罪の町にもし50人正しい者があっても滅ぼされますか? 神は50人正しい人がいたなら滅ぼさないと答えます。アブラハムはさらに、45人いたら、40人いたら・・・10人いたら? と神、すなわち受肉前のイエスキリストに問いかけます。神は10人いたら滅ぼさないと答え、お互い去って行きました。
とりなしの祈りは、まず主の前に立つ事から始まります。そして神に近寄り祈りをささげるのです。

祈りには大きく分けて5つの祈りがあります。
讃美、感謝、告白、願い、そしてとりなしの祈りです。毎日の祈りの中で、神の讃美そして生かされている事の感謝、罪の告白、そして願いを祈っていると思います。そこにぜひ場所は離れていても、そこで戦っている方、耐えている方のために、とりなしの祈りを加えてくださる事を願います。すでに日々の祈りの中に、震災にあわれた方々のとりなしの祈りをなさっておられる方も多いと思いますが、長期化する苦難に復興と平安がありますよう、共に祈りがもてれば幸いです。現地に行く事はできなくても、祈る事はできます。今が祈りの時、とりなしの時なのです。


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