メッセージ要約
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teketekeのキリスト教メッセージ要約です!

2011/06/26
ルカ5:1-11
 「祝福をもたらす神の言葉」

聖書抜粋:4:話がすむと、シモンに「沖へこぎ出し、網をおろして漁をしてみなさい」と言われた。5:シモンは答えて言った、「先生、わたしたちは夜通し働きましたが、何も取れませんでした。しかし、お言葉ですから、網をおろしてみましょう」。

<要約>
主の御名を賛美します。

夜通し漁をしましたが魚一匹とれなかった時の記事です。ルカ以外にもヨハネによる福音書に記されています。登場するシモン(ペテロ)は漁師として魚を捕るプロから、人をとる(活かす)者へ再出発する事となるのです。

(1)舟を貸したペテロ
5:3 夜通し漁をしたペテロでしたが、成果が得られず、舟、網を掃除していました。そばでは多くの群衆がイエスの話しを聞こうと押し寄せて来ました。そこで主イエスはシモンの舟に乗り込み、沖にこぎ出させ湖上から群衆に話し出しました。主イエスに舟を貸す事になったのです。ペテロが望んだ事ではなく、たまたま主がペテロに出会い、舟に乗り込まれたのです。
群衆に話すイエスをペテロは、『先生』として見ていました。物事を良く知っており、人に向かって説得力のある話しをする先生として見ていたのです。
主イエスはそこでペテロに、沖へこぎ出し、網をおろして漁をしてみなさい。と話します。これはペテロ個人に向かって話された言葉、レーマです。ペテロは夜通し漁をしたがダメだった事を伝えました。が、お言葉ですから網をおろしてみます。と答えます。折角洗った舟と網でしたが、もう一度おろす事にしたのです。

(2)しかし、お言葉ですから
5:5 ペテロは漁で生計をたてている漁師のプロです。主イエスはそのキャリアや経験を無として網をおろさせました。するとおびただしい魚がとれ、もう一双助けを呼ぶほどでした。
自分が主であり神であった漁のプロ、ペテロから、ペテロの主がイエスへ変わりました。これは大きな報酬があったからではなく、本当の神であり、自分の主に向かい、先生と呼ぶ程度しか思っていなかった罪人から解放された事が重要なのです。魚が多くとれて良かったね。などの御利益宗教では決してないのです。
ペテロの転機は、しかしあなたの言葉ですから(レーマ)網をおろしてみます、と従った事です。神の言はロゴスですが、これは多くの人々に語られるもので、レーマは特定の人に直接語られるものです。

従い、神の言を受け入れたペテロは、イエスが先生から主と変わりました。自分が主であったものを明け渡したのです。たまたま舟を洗っていたペテロに主が語られたのです。

当教団委員長もされていた松木牧師が開拓時代、借家で説教をしていました。そして間もなく洗礼第一号が生まれますが、なんとそれは家を貸していた大家さんの女性でした。たまたまふすま越しに聞こえて来たメッセージが心に入り、イエスを主と受け入れたのです。これも自ら求め聞いたのではなく、たまたま聞こえてきたのです。

よく耳を澄ましてみてください。あなただけに語られている声があり、聞こえてくるかもしれません。もし聞こえたなら、すなおに従い教会へ、また聖書へ触れてみてください。きっと自分を活かしさらに他人をも活かす者となるよう変えられる事でしょう。


テケテケ


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