メッセージ要約
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teketekeのキリスト教メッセージ要約です!

2011/07/17
創世記23:1-20
 「祝福された生涯」

聖書抜粋:1:サラの一生は百二十七年であった。これがサラの生きながらえた年である。2:サラはカナンの地のキリアテ・アルバすなわちヘブロンで死んだ。アブラハムは中にはいってサラのために悲しみ泣いた。

<要約>
主の御名を賛美します。

アブラハムの生涯を取り上げた説教も14回目となりました。
アブラハムの妻、サラが亡くなった記事です。何とサラの生涯を記すため、創世記の一章を使っています。それほど大いなる女性だったと言えます。この章から以下3つの視点で見てまいります。

(1)アブラハムの妻サラの死
23:1 サラは127歳でこの世を閉じました。女性の没年が記されているのは、サラ一人です。99歳で身ごもりイサクを生んだサラ。イサクは37歳になっていました。
サラが亡くなった時、サラの元へ行き、激しく泣いたと記されている事から、アブラハムは立ち会っていなかったのでしょう。異母兄弟だったアブラハムとサラ。年少の時からよく知っていた二人でしたから、アブラハムは激しい悲しみに襲われた事でしょう。

(2)サラのための墓地取得
24:3 ここから18節まで、サラを葬るための墓地を得るために交渉している記事です。希望する地を所有するヘテ人にサラを葬る地を分けて欲しいと願うアブラハム。それに対してアブラハムを神のような主君主とするヘテ人。最も良い地を葬るようにと伝えます。無償でお受け取りくださいとの返事に、正当な対価を払うと伝えるアブラハム。
結局対価銀400シケルでアブラハムの土地となりました。あくまできっちりとした正確のアブラハムをここで知る事ができます。

(3)サラの葬り
24:19 墓地はカナンの地にあるマレム。アブラハム所有と定められた地です。この墓地にはサラから後、アブラハム、イサク、リベカ・・・・・ヤコブと葬られました。復活信仰でしたので、死人は足が神殿に向かい、よみがえりの時、まず神殿を拝する事ができるよう、眠りにつけられているようです。サラもアブラハムもそのように葬られたのでしょう。

神に守られアブラハムに愛されたサラでした。
三浦綾子さんは、「人には死ぬという最後の仕事がある」と言われましたが、サラはその死により、後世へと続く一族を葬る墓地を取得するきっかけを作り亡くなりました。
ヘブル11:8に、これらの人はみな、信仰をいだいて死んだ。天のふるさとを望んで生きる。
今辛い道を歩んでおられる方もおられると思いますが、主がご用意されている天のふるさとを望む。希望と勇気を与えるこれこそが大切な事だと思います。
今週も主の僕として、福音をのべ伝える事ができますように。


テケテケ


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