2011/08/07
ルカ5:33-39
「新しいぶどう酒は新しい皮袋に」
聖書抜粋:38:新しいぶどう酒は新しい皮袋に入れるべきである。
<要約>
主の御名を賛美します。
ここでは、断食と婚礼という真逆な事が記されています。それぞれの特徴を見てまいります。
断食
暗い。後ろ向き。動作が停止。
婚礼
明るい。振る舞い前向き。動きがある。
パリサイ人、律法学者たちは、主イエスの弟子達が断食せず、飲み食いしているのが気にいらなかったのでしょう。当時、神様に対し罪を犯した事への自戒から断食を年に数回行っていたようです。しかし主イエスが皆と一緒にいる期間は限られており、今が振る舞いの時、婚礼の時でした。暗い後ろ向きの彼らには、理解出来なかったのでしょう。
主イエスと接する時、それこそ婚礼の時なのです。主に従い信じる者は、毎日振る舞いを受け、婚礼に出席しているのです。外見は素晴らしく見える人も、心の中は罪だらけで、古い考えでは日々断食が必要なのでしょう。
暗い後ろ向きの人生から、明るい前向きな人生へ変わりませんか?
そんなウマイ話しが、あるのです。
ただ、主イエスキリストを受け入れるだけです。そして神様に対して行う振る舞いが大切です。その振る舞いとは、礼拝です。教会へ行っていないけど心では信じています。という方が時々おられますが、それは自分に言い聞かせている事でしょう。行動が伴わないことは信仰とはいえないのではと私は思います。
最後に、説教題の「新しいぶどう酒」「新しい皮袋」ですが、ぶどう酒とはイエス様ご自身の事。そして皮袋は私たちです。古いままの自分には新しいぶどう酒(イエス様)をお迎えし入れる事はできません。古い自分を捨て、新しくされなくてはなりません。
では、どうすれば得る事ができるのか?
修行でしょうか? いえ、修行で得られる事は決してありません。心を開き主イエスをお迎えする。これこそが自らを新しく生まれ変えてくれるものなのです。
テケテケ