メッセージ要約
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teketekeのキリスト教メッセージ要約です!

2011/12/04
ルカ7:11-17
 「悲しみから喜びへ」

聖書抜粋:14:そして近寄って棺に手をかけられると、かついでいる者たちが立ち止まったので、「若者よ、さあ、起きなさい」と言われた。

<要約>
主の御名を賛美します。

アドベント第二節を迎えました。ご生誕を待ち望む週ですが、皆さんはクリスマスに何を待っていますか? 倉敷には12月1日、大きなアウトレットがオープンしました。多くの方はプレゼントを待ち望んでいるのでしょうね。
話しは変わりますが、靴屋のマルチンさん。奥さんと子どもさんを亡くして一人ぼっち。暗く沈んでいる時、ある人が一冊の聖書を手渡し、毎日読む事をすすめます。ある日寝ていると「マルチン、マルチン」と誰かが呼びかけます。その人は「明日、おまえのところに行くよ」と告げました。
翌日になり、外は大雪。雪をかいているステパンじいさんがいます。寒いので中でお茶をすすめました。今度は外で母と子が震えています。部屋へ入れ、暖かいシチューとパンを与え、コートも与えました。次はカゴにリンゴを入れたおばあさん。そのリンゴを盗む子ども。マルチンさんは子どもをつかまえ、リンゴのお金を払い、子どもに与えました。待っても待ってもイエス様は来られませんでした。
聖書を読み、お祈りをして寝る時、「マルチン、マルチン」と呼ぶ声がします。マルチンは「イエス様、今日一日待っていましたが来られませんでしたね」と言うと、「私はあなたの所に行ったよ。雪かき、母と子、リンゴのおばあさん、それを取る少年として会いに行ったよ。」と答えられました。待ち望むところに主は来られたのです。

聖書はナイン(嬉しいという意味)。母ひとり、子ひとり。その子が亡くなり、その葬儀にイエス様が来られました。母は病が治る事を待ち望んでいましたが、叶うことなく亡くなり、力を失っていました。そこへイエス様が近づかれ「泣かないでいなさい」と告げました。
7:13 イエス様は婦人をじっと見て、深い同情を寄せられました。そして近寄って棺に手をかけ「起きなさい」と語りました。息子は立ち上がり母へ渡されたのです。当時は棺、なきがらに触れる事は汚れた事とされていましたが、イエス様はそこまでなされました。

クリスマスは「起きなさい」と言われる方を待つ日です。亡くなった方に何を話しても伝わりませんが、主の言葉は「あなたに言う」と告げられるのです。肉体は一度は朽ちる。しかしその体が「起きなさい」とあがなわれる時が来るのです。主は、あなたのすべてをご存じで、悲しみを喜びに変えてくださる事でしょう。
主のご生誕を待ち望む今、すべての信じる者の悲しみが取り去られ、喜びに変えられますよう祈ります。


テケテケ


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