メッセージ要約
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teketekeのキリスト教メッセージ要約です!

2012/03/11
出エジプト14:10-22
 「神の完全な救い」

聖書抜粋:18:わたしがパロとその戦車とその騎兵とを打ち破って誉を得るとき、エジプトびとはわたしが主であることを知るであろう。

<要約>
主の御名を賛美します。

東日本大震災から1年。この大惨事は2011年3月11日午後2時46分から今なお続いています。余震はなお続き、多くの悲しみが包んでいます。『当たり前』の事が破壊されてしました。そして人は、この『当たり前』がどれだけ恵みに満ちていた事か知るのです。震災により心身に痛みを覚える方全てに、癒しと平安が豊かにありますように。

モーセの講解説教も10回目となりました。前回までに神がエジプト人に与えた10の災いで、大いなる叫びとなったエジプト。そしてイスラエルの民約200万人の脱出となったのです。この箇所から4つの視点で見てまいります。

(1)イスラエルの民を神が導かれる旅路
約束の地カナンへ行く旅ですが、近道となるペリシテ人の地へつながる道を通りませんでした。神は近道でなく、わざわざ遠回りとさせました。民が「エジプトに帰りたい」と思う心が起こる事をご存じでそう遠回りさせました。導きは神ご自身がなさっておられました。

(2)神の戦い
パロの命により、エジプト軍はイスラエルの民を追いかけ、追いつきました。イスラエルの民は大いに恐れ主に向かって「エジプトに墓がないので荒野で滅ぼすつもりだろう」叫びます。目の前には紅海、うしろはエジプト軍。絶体絶命ですが、神はモーセをとおし「きょう、あなたがたになされる救いを見なさい。そして黙していなさい。」と語られました。これは神の戦いなのです。

(3)神の民を前進させよ
神はモーセに杖をあげ、紅海を真っ二つに分けさせました。そして前進するよう命じました。ただ祈るだけでなく、行動するように語られる神でした。民は水のバプテスマをここで受けたのです。

(4)イスラエルの民の勝利(完全な救い)
紅海は水が分けられ、乾いた地をイスラエルの民が渡っています。その後をエジプト軍が追いかけて行きます。そしてイスラエルの民約200万人が紅海を渡ったまさにその時、道は元通りの海になり、エジプト軍は飲み込まれました。一人として残った者はいませんでした。イスラエルの民は完全に救い出されました。

神は絶望とも思える時、私たちに黙させ神ご自身が動き導かれます。祈る事は大切な事ですが、信仰による祈りの後、自然と行動が伴います。行動しなくては、ではなく、無意識に動いてしまうのです。その自然な信仰が与えられますように。すべて信じる人の上に、今日も平安がありますように。


テケテケ


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