メッセージ要約
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teketekeのキリスト教メッセージ要約です!

2012/04/22
ルカ9:10-17
 「あなたの手にあるものを生かす主イエス」

聖書抜粋:13:しかしイエスは言われた、「あなたがたの手で食物をやりなさい」。彼らは言った、「わたしたちにはパン五つと魚二ひきしかありません、この大ぜいの人のために食物を買いに行くかしなければ」。

<要約>
主の御名を賛美します。

有名な五千人の給食の箇所です。この出来事は全ての福音書に記されています。成人男性だけで五千人ですから、女性や子どもを入れると二万人を越していたでしょう。いったい何が起こっていたのでしょうか?

ここを読んだ人の中には、魚二匹とパン五つと記されているが、実は皆懐に自分の食料を持っていたんだ。子どもが差し出したので、後で皆前に持って出たんだ。などと勝手な解釈をされる方もおられるようです。そんな裏事情があったなら、わざわざ全福音書に記す価値もありません。消去法からしても、これは実際に魚二匹とパン五つで二万人以上を満腹にした事に間違いないでしょう。

(1)あなたがたの手でやりなさい
9:13 イエスは「あなたがたの手で食物をやりなさい」と弟子に指示します。しかしそこは寂しいところで、また夕方。最悪な場所、時に主イエスは指示されました。どうする事もできない状況で人は何を考え訴えるでしょうか? それは、出来ない理由を並べ断る事だけ考えてしまうのではないでしょうか。人としての限界を自分の経験、知識の中で導き出しているからです。主はすべて理解されている中で、弟子たちに命じられているのです。あえて、自分にはもはや何も出来ない事を知るためにです。モーセが神に命じられたのは80才の時でした。40才頃の元気なモーセなら解りますが、もはや年をとりすぎたモーセに命じられているのです。自分の力ではどうする事も出来ない時にこそ、神は力を出されるのです。

(2)ここに持ってきなさい
マタイ伝に記されている同じシーンで主は、魚とパンを「ここに持ってきなさい」と語られています。まず私に持って来て、その後、人に持って行きなさいと言われています。あなたの持っているものを、まず私に持ってきなさい。と主は言われているのです。それは目に見える物に留まらず、あなたの心の中の重荷や悩み、一人ではどうする事もできない事を持って来なさいと言われているのです。

実は私もあなたも、主が祝福された魚とパンが配られていたのです。
人は弱く、調子が良い時は自分の力で勝ち取ったと錯覚し、不幸な時にはまわりを恨む。恨む前にまず主に全てを投げ出し、持って行く事ができますように。主イエスにつながり、頂いた恵みを次の知らない人に与え伝える事ができますように。

Ustream礼拝サイト
http://www.ustream.tv/channel/holiness

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