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2007年8月19日 | 説教:岡野 紀子牧師 教会のページへGO! |
【聖書】マルコによる福音書5章21〜43節 【説教】「ただ信じなさい」 |
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5:21 イエスがまた舟で向こう岸へ渡られると、大ぜいの群衆がみもとに集まってきた。イエスは海べにおられた。5:22 そこへ、会堂司のひとりであるヤイロという者がきて、イエスを見かけるとその足もとにひれ伏し、5:23 しきりに願って言った、「わたしの幼い娘が死にかかっています。どうぞ、その子がなおって助かりますように、おいでになって、手をおいてやってください」。5:24 そこで、イエスは彼と一緒に出かけられた。大ぜいの群衆もイエスに押し迫りながら、ついて行った。5:25 さてここに、十二年間も長血をわずらっている女がいた。5:26 多くの医者にかかって、さんざん苦しめられ、その持ち物をみな費してしまったが、なんのかいもないばかりか、かえってますます悪くなる一方であった。5:27 この女がイエスのことを聞いて、群衆の中にまぎれ込み、うしろから、み衣にさわった。5:28 それは、せめて、み衣にでもさわれば、なおしていただけるだろうと、思っていたからである。5:29 すると、血の元がすぐにかわき、女は病気がなおったことを、その身に感じた。5:30 イエスはすぐ、自分の内から力が出て行ったことに気づかれて、群衆の中で振り向き、「わたしの着物にさわったのはだれか」と言われた。5:31 そこで弟子たちが言った、「ごらんのとおり、群衆があなたに押し迫っていますのに、だれがさわったかと、おっしゃるのですか」。5:32 しかし、イエスはさわった者を見つけようとして、見まわしておられた。5:33 その女は自分の身に起ったことを知って、恐れおののきながら進み出て、みまえにひれ伏して、すべてありのままを申し上げた。5:34 イエスはその女に言われた、「娘よ、あなたの信仰があなたを救ったのです。安心して行きなさい。すっかりなおって、達者でいなさい」。5:35 イエスが、まだ話しておられるうちに、会堂司の家から人々がきて言った、「あなたの娘はなくなりました。このうえ、先生を煩わすには及びますまい」。5:36 イエスはその話している言葉を聞き流して、会堂司に言われた、「恐れることはない。ただ信じなさい」。5:37 そしてペテロ、ヤコブ、ヤコブの兄弟ヨハネのほかは、ついて来ることを、だれにもお許しにならなかった。5:38 彼らが会堂司の家に着くと、イエスは人々が大声で泣いたり、叫んだりして、騒いでいるのをごらんになり、5:39 内にはいって、彼らに言われた、「なぜ泣き騒いでいるのか。子供は死んだのではない。眠っているだけである」。5:40 人々はイエスをあざ笑った。しかし、イエスはみんなの者を外に出し、子供の父母と供の者たちだけを連れて、子供のいる所にはいって行かれた。 5:41 そして子供の手を取って、「タリタ、クミ」と言われた。それは、「少女よ、さあ、起きなさい」という意味である。5:42 すると、少女はすぐに起き上がって、歩き出した。十二歳にもなっていたからである。彼らはたちまち非常な驚きに打たれた。5:43 イエスは、だれにもこの事を知らすなと、きびしく彼らに命じ、また、少女に食物を与えるようにと言われた。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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メッセージ(要約) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
主の御名を賛美します。 最初にこの箇所に登場する人物紹介から(主イエス、弟子達、群衆は除きます)。 ・会堂司のヤイロ ・12年も病の女性 ・12才で重病のヤイロの娘 あら筋は、娘の命を救って欲しいと願う会堂司のヤイロが主イエスの前に現れひれ伏し、一緒に行って下さいと嘆願します。主イエスは聞き入られ、ヤイロの家に向かいます。その途中、多くの群衆が主イエスを取り囲み、なかなか進む事が出来ません。そこに12年間どんな治療をしても治らなかった女性が主イエスの衣にさわり、何と癒されたのです。ヤイロは一時も早く主イエスを娘の元へと思っていましたが、そうも行きません。そんな時、娘が死んだ事を聞き、主イエスに、もはやあなた様を煩わす事はなくなりました。と伝えます。が、主イエスはその言葉を聞き流して、娘は眠っているだけだ。と家で泣く者達に告げるのです。主イエスは少女に、「さあ、起きなさい」と優しく語ると何と少女は起きあがり、命がよみがえったのです。 ここでは、二つの奇跡がなされています。 まず、12年間も病にあった女性の癒し、そして少女のよみがえりです。そして登場人物の人間性も読みとる事ができます。 12年間病にあった女性は、群衆に紛れ主イエスに近づこうとしますが、なかなかそばに行けません。体調はとても悪かったでしょうね。しかし、何をやっても治らなかった事ですが、この主なら私の思いを共にしてくださると信じ、執念ともいうべき行動で主の衣に触れるのです。主イエスは群衆に囲まれて進んでいますので、当然主の衣には何十人もの人が触っていた事でしょう。しかし、病の女性が主のみ信じ願う事を知られ、癒しのチカラをお与えになった事だと思います。もう病の女性には、主イエスの他は何もないのです。 会堂司のヤイロは、娘を癒してくださるのは主イエスキリストしかいない!と思い、主の前にひれ伏しお願いします。ですが、娘が死んだと告げられた時、全てが終わってしまった。と自ら思い絶望へと落ちて行きます。最後まで信じ続け、すべてを委ねる難しさが解ります。 娘が死んでしまった事は、既に主イエスはご存じでしたが、それをそばで聞き、そして聞き流されました。そして「ただ信じなさい」と語られました。これは死を含むすべての事に恐れず、ただ信じなさいと私に語られているようでした。何と大きななぐさめでしょう。 私たちは、頭で考え理解出来ない事を素直に信じる事が出来にくいのではないでしょうか。そんな神を信じ切れない私たちの罪を、十字架で解放してくださったのです。今、すべての罪から解放されています。これ以上の奇跡が他にあるでしょうか。 ピリピ4:6 「何事も思い煩ってはならない。ただ、事ごとに、感謝をもって祈と願いとをささげ、あなたがたの求めるところを神に申し上げるがよい。4:7 そうすれば、人知ではとうてい測り知ることのできない神の平安が、あなたがたの心と思いとを、キリスト・イエスにあって守るであろう。」 どんな時でも、ただただ主イエスキリストを信じる事ができますように・・・ テケテケ |
報告と消息 |
○8月19日(日) 昼食後、市内の墓地調査にまいります。 ○8月23日(木) 伝道チームによるユース賛美指導。 ○8月24日(金) 14:00〜『らみいクラブスペシャル』(子どもの集会) 参加費200円 |