日本ホーリネス教団 〒710-0038岡山県倉敷市新田1299-12 
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倉敷ホーリネスチャーチ

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2007年10月7日 説教:岡野 智牧師 教会のページへGO!
1:16 しかも、もはや奴隷としてではなく、奴隷以上のもの、愛する兄弟としてである。とりわけ、わたしにとってそうであるが、ましてあなたにとっては、肉においても、主にあっても、それ以上であろう。
 
【聖書】ピレモンへの手紙8〜20節
【説教】「愛する兄弟」
1:8 こういうわけで、わたしは、キリストにあってあなたのなすべき事を、きわめて率直に指示してもよいと思うが、1:9 むしろ、愛のゆえにお願いする。すでに老年になり、今またキリスト・イエスの囚人となっているこのパウロが、1:10 捕われの身で産んだわたしの子供オネシモについて、あなたにお願いする。1:11 彼は以前は、あなたにとって無益な者であったが、今は、あなたにも、わたしにも、有益な者になった。1:12 彼をあなたのもとに送りかえす。彼はわたしの心である。1:13 わたしは彼を身近に引きとめておいて、わたしが福音のために捕われている間、あなたに代って仕えてもらいたかったのである。1:14 しかし、わたしは、あなたの承諾なしには何もしたくない。あなたが強制されて良い行いをするのではなく、自発的にすることを願っている。1:15 彼がしばらくの間あなたから離れていたのは、あなたが彼をいつまでも留めておくためであったかも知れない。1:16 しかも、もはや奴隷としてではなく、奴隷以上のもの、愛する兄弟としてである。とりわけ、わたしにとってそうであるが、ましてあなたにとっては、肉においても、主にあっても、それ以上であろう。1:17 そこで、もしわたしをあなたの信仰の友と思ってくれるなら、わたし同様に彼を受けいれてほしい。1:18 もし、彼があなたに何か不都合なことをしたか、あるいは、何か負債があれば、それをわたしの借りにしておいてほしい。1:19 このパウロが手ずからしるす、わたしがそれを返済する。この際、あなたが、あなた自身をわたしに負うていることについては、何も言うまい。1:20 兄弟よ。わたしはあなたから、主にあって何か益を得たいものである。わたしの心を、主にあって力づけてもらいたい。
礼拝式次第
歌の時間 10:10-10:25
礼拝時間 10:30-12:00
   
前奏  
招詞 司会者
頌栄 新聖歌60
主の祈り 新聖歌(p826)
信仰告白 使徒信条
賛美 新聖歌165
開会祈祷  
賛美 主よ誰よりも
賛美 生ける水の川
賛美 主は御座におれれる
聖書 ピレモン8-20
説教 『愛する兄弟』
 岡野 智牧師
聖餐 新聖歌49(4-6)
献金 新聖歌325
感謝祈祷  
頌栄 新聖歌63
祝祷  
後奏  
報告  
愛餐会(食事)  
メッセージ(要約)
主の御名を賛美します。

 この箇所と登場人物を簡単に説明します。
・手紙を書いたのはパウロ。
・ピレモンに宛てて書かれたもの。
・オネシモはピレモンの奴隷だった。

 ピレモンはコロサイに住む有力者でパウロの同労者です。富も名誉も持ち合わせたピレモンには多くの奴隷がおりました。オネシモはその一人でした。
 ピレモンの奴隷だったオネシモは、主人の財産を盗みだし、人と文化が交錯する今の東京のような大都市、ローマへ逃げます。何らかの理由でオネシモは牢へ入れられてしまいますが、そこでパウロと出会います。
オネシモはパウロから主イエスキリストについて聞き、新しい者として生まれ変わりました。一生懸命パウロの手となり足となり仕えるのです。
オネシモとは、「役に立つ者」という意味ですが、主によって変えられたオネシモはまさに役に立つ者とされたのです。
 パウロはオネシモを自分の元へ置いておきたかったでしょうが、雇い主ピレモンへ返す決心をし、自ら手紙をしたためます。パウロはピレモンの師でもありましたので、命ずれば聞き入れる事も知っていましたが、高圧的でなく、愛によってオネシモを受け入れて欲しいと記します。しかも奴隷としてではなく、それ以上の者として受け入れて欲しいと。

 少しズレますが、あなたは社長です。従業員が大切な金庫のお金を持ち逃げしました。ある所で別件逮捕され牢屋へ入れられます。そこで知り合った方を通し、主イエスキリストにより元従業員は心を入れ替えます。あなたは、そこで知り合った方と知り合いで、金を盗んだ従業員をそちらへ帰すので、ただの従業員ではなく、重役として受け入れて欲しいと手紙を持った従業員が帰ってきました。

 あなたは、愛をもって赦し受け入れる事ができますか?

帰る者も辛いでしょうが、受け入れる者はもっと辛いと思います。肉の思いでは絶対に実現する事などできません。肉の思いを遙かに越えたキリスト者の完全と愛によらなければ実現しようがないのです。

 幼い時に自分を捨てた親。捨てたばかりか、わずかな財産を盗んでしまう親。いろんな辛い経験をされた方も多いと思います。肉の思いだけでは絶対に赦す事など出来ないでしょうが、主のなさった事を思うなら愛をもって受け入れる事ができるのです。


テケテケ
報告と消息
○10月 6日(土) 英会話クラスは10名の参加でした。
○10月 7日(日) 13:00〜墓地墓石についての説明会を行います。
○10月14日(日) 13:30〜ゴスペル教室(第一回)。

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