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倉敷ホーリネスチャーチ

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2008年6月8日 説教:山脇 正子牧師 教会のページへGO!
6:11 そこで、イエスはパンを取り、感謝してから、すわっている人々に分け与え、また、さかなをも同様にして、彼らの望むだけ分け与えられた。
 
【聖書】ヨハネによる福音書6章1〜14節
【説教】「小さなささげもの」
6:1 そののち、イエスはガリラヤの海、すなわち、テベリヤ湖の向こう岸へ渡られた。6:2 すると、大ぜいの群衆がイエスについてきた。病人たちになさっていたしるしを見たからである。6:3 イエスは山に登って、弟子たちと一緒にそこで座につかれた。6:4 時に、ユダヤ人の祭である過越が間近になっていた。6:5 イエスは目をあげ、大ぜいの群衆が自分の方に集まって来るのを見て、ピリポに言われた、「どこからパンを買ってきて、この人々に食べさせようか」。6:6 これはピリポをためそうとして言われたのであって、ご自分ではしようとすることを、よくご承知であった。6:7 すると、ピリポはイエスに答えた、「二百デナリのパンがあっても、めいめいが少しずついただくにも足りますまい」。6:8 弟子のひとり、シモン・ペテロの兄弟アンデレがイエスに言った、6:9 「ここに、大麦のパン五つと、さかな二ひきとを持っている子供がいます。しかし、こんなに大ぜいの人では、それが何になりましょう」。6:10 イエスは「人々をすわらせなさい」と言われた。その場所には草が多かった。そこにすわった男の数は五千人ほどであった。6:11 そこで、イエスはパンを取り、感謝してから、すわっている人々に分け与え、また、さかなをも同様にして、彼らの望むだけ分け与えられた。6:12 人々がじゅうぶんに食べたのち、イエスは弟子たちに言われた、「少しでもむだにならないように、パンくずのあまりを集めなさい」。6:13 そこで彼らが集めると、五つの大麦のパンを食べて残ったパンくずは、十二のかごにいっぱいになった。6:14 人々はイエスのなさったこのしるしを見て、「ほんとうに、この人こそ世にきたるべき預言者である」と言った。
礼拝式次第
歌の時間 10:10-10:25
礼拝時間 10:30-12:00
   
前奏  
招詞 司会者
頌栄 新聖歌60
主の祈り 新聖歌(p826)
信仰告白 使徒信条
賛美 新聖歌1
交読 交読文5(p832)
開会祈祷  
賛美 主はまことのぶどうの木
賛美 私は主いやし主
賛美 聖いお方
聖書 ヨハネ6:1-14
説教 『小さなささげもの』
 山脇 正子牧師
献金 新聖歌388
感謝祈祷  
頌栄 新聖歌63
祝祷  
後奏  
報告  
愛餐会(食事)  
メッセージ(要約)
主の御名を賛美します。

 あまりにも有名な『5千人の給食』記事です。この記事はすべての福音書に記されているように、奇蹟の事実を聖書は伝えています。
場所はテベリヤ湖(ガリラヤの海)対岸の山、主イエスに従い群衆がついて来ました。男だけで5千人とありますから、女子供を入れると2万人くらいだったと推察されます。
3つのポイントでこの出来事を見てまいります。

(1)私たちをあわれんで下さる主イエスキリスト
主イエスは、滅びに向かおうとしている群衆を断腸の思いで見ておられます。目をあげ、あわれんでくださっているのです。これは2先年前だけの出来事ではなく、今なお私たちが滅ばぬようあわれみを持って見続けていてくださっているのです。
(2)私たちを信頼し、期待してくださる主イエスキリスト
マタイによる福音書には、5千人へ食事を与えるのは『不可能』だから、解散させるのが良いですよ、と主イエスに進言しています。また、200デナリ(給料半年分)もの大金があったとしても、到底足らないでしょう、と言う者も。そんな時、弟子のアンデレが大麦パン5個と魚2ひきを持っていた子供を見つけ主イエスの元に連れて来ました。主の元に導く代表として今伝えられているアンデレですが、こんな少ない食料で何になりましょう。と否定的な言葉を語ります。こんなもの『しか』無い、不平と不満の言葉です。しかし主イエスは、パン5つと魚2ひき『が』ある、感謝と満足の言葉を語られるのです。私たちも『しかない』から『が、ある』信仰に立つ事ができたら何と素晴らしい事でしょうね。
(3)私たちにある物を祝福して下さる主イエスキリスト
「それを持ってきなさい」と語られる主イエス。子供が持っていたパンが例え1つでも、魚1ぴきでも主には関係ありません。主の手にあるものは1つも、100万個も同じなのです。主イエスの祝福は、『プラス、アルファ』ではなく、『プラス、無限大』なのです。
主イエスは群衆を座らせ感謝してパンをさき、与えられます。そして食べ残りを集めると、何と元あったものより多く、12のかご一杯になったのです。

 主イエスキリストは、私たちをあわれんで下さり、信頼し期待して下さり、祝福し続けておられます。私たちは取るに足らない小さな者ですが、そんな私たちの思いやささげものを祝福され、無限のものに変えてくださるのです。パンと魚を持っていた者を思い出してください。力も権力もない、子供の小さなささげものを主が用いられ、人々を救われたのです。あなたの主に対する思い、オンリーワンのあなたの思い、すべて主はご存じであわれみ、祝福してくださるのです。

※関連記事
マタイによる福音書14章13節〜
マルコによる福音書6章30節〜
ルカによる福音書9章10節〜

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報告と消息
○6月 1日(日) ファミリー礼拝、聖餐式が行われました。
○6月 5日(木) 故K兄の墓前礼拝が行われました。
○6月 8日(日) 〜10日、中国教区教職婦人研修会に正子師が出席されます。

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