日本ホーリネス教団 会場:広島キリスト教会

2008年度
中国教区夏期聖会 T

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2008年7月21日 10:30〜12:00 説教:山脇 望牧師
5:1 自由を得させるために、キリストはわたしたちを解放して下さったのである。だから、堅く立って、二度と奴隷のくびきにつながれてはならない。
 
【聖書】ガラテヤ人への手紙4章21〜5章1節
【説教】「主の恵みに応える妨げとなるもの、律法」
4:21 律法の下にとどまっていたいと思う人たちよ。わたしに答えなさい。あなたがたは律法の言うところを聞かないのか。4:22 そのしるすところによると、アブラハムにふたりの子があったが、ひとりは女奴隷から、ひとりは自由の女から生れた。4:23 女奴隷の子は肉によって生れたのであり、自由の女の子は約束によって生れたのであった。4:24 さて、この物語は比喩としてみられる。すなわち、この女たちは二つの契約をさす。そのひとりはシナイ山から出て、奴隷となる者を産む。ハガルがそれである。4:25 ハガルといえば、アラビヤではシナイ山のことで、今のエルサレムに当る。なぜなら、それは子たちと共に、奴隷となっているからである。4:26 しかし、上なるエルサレムは、自由の女であって、わたしたちの母をさす。4:27 すなわち、こう書いてある、/「喜べ、不妊の女よ。声をあげて喜べ、産みの苦しみを知らない女よ。ひとり者となっている女は多くの子を産み、/その数は、夫ある女の子らよりも多い」。 4:28 兄弟たちよ。あなたがたは、イサクのように、約束の子である。4:29 しかし、その当時、肉によって生れた者が、霊によって生れた者を迫害したように、今でも同様である。4:30 しかし、聖書はなんと言っているか。「女奴隷とその子とを追い出せ。女奴隷の子は、自由の女の子と共に相続をしてはならない」とある。4:31 だから、兄弟たちよ。わたしたちは女奴隷の子ではなく、自由の女の子なのである。5:1 自由を得させるために、キリストはわたしたちを解放して下さったのである。だから、堅く立って、二度と奴隷のくびきにつながれてはならない。
聖会式次第
前奏  
賛美 新聖歌267
まねき 詩篇126:4
開会祈祷  
賛美 新聖歌420
聖書 ガラテヤ4:21-5:1
講師紹介  
説教 『主の恵みに応える妨げとなるもの、律法』
 山脇 望牧師
献金 新聖歌432
感謝祈祷  
報告案内  
愛餐会(食事) 信徒交わりの会
メッセージ(要約)
主の御名を賛美します。

 今年の中国教区夏期聖会は日本ホーリネス教団責任役員であり、私の集う倉敷ホーリネスチャーチ主任牧師でもあります、山脇望師がメッセージを語られました。まず、主の恵みに『応える』とは・・・質問から始まりました。
『応える』とは『おうじる』こと、そして『働く』ことと説明され、それを阻むもの、「律法」と「私(自我)」についてを主題として聖会が始まりました。

 クリスチャンを長く続けていると、何だか面白くなさそうな信仰生活をされているように見える方があります。神様から溢れるほどの慈しみを頂いているのに、なぜでしょう?

 その原因を旧約聖書から見てまいります。アブラハムの子、イサクとイシュマエルを例にとります。二人ともアブラハムが高齢になってからの子ですが、決定的な違いがあります。まず、イシュマエルですが、人の行動によって神様からの恵みを得ようとした結果、ハガルより生まれました。一方イサクは神様の啓示の通り、高齢になっていたサラから神様の恵みとして誕生したのです。人間の常識とされるものでは不可能な話ですが、神の時に約束を果たされたのです。

 クリスチャンだから、こうあるべきだ。とか、クリスチャンだから、酒タバコはやらない。とか、人間が画策する決まりのようなものに従っていませんか? クリスチャンだから、毎週礼拝に『出なくては』ならない。クリスチャンだから『伝道しなくては』いけない、『証人としての生活をしなくては』ならない・・・
もちろん上に記した生活は本当に大切ですが、義務感、律法的な考えからの行動では何にもなりません。人からどう見られるだろうかなど、つまらない事ばかり考えてしまい、それが自分へのプレッシャー、重荷となりキリストから離れて行ってしまう人もおられます。そして自らを裁き、落ち込んでしまうのです。また更に他人をこれでもか!と裁くのです。自分は見えなくても、他人は良く見えてしまうのです。

 人を見る時、自分を見る時、主イエスキリストを通して見る事ができたら・・・
主は私の罪のため、すべての人の罪を背負って十字架にかかられました。あなたの苦手な人のために、ケンカしている相方のために十字架にかかられたのです。ぜひ自己完結型(律法的)のクリスチャンだなと自分を思うなら、そのしばりから解放され、キリストの恵みを受ける事ができますよう、お祈りくださいますように。

テケテケ

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