日本ホーリネス教団 | 〒710-0038岡山県倉敷市新田1299-12 電話:086−434−4766 岡山県倉敷市の正統的なキリスト教会です ※倉敷教会の地図はこちらからご確認ください※ |
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倉敷ホーリネスチャーチ |
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2008年10月12日 | 説教:柴崎 美智子牧師 教会のページへGO! |
【聖書】マルコによる福音書7章1〜23節 【説教】「内面的汚れをきよめて下さる主」 ※熊本キリスト教会での礼拝メッセージ |
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7:1 さて、パリサイ人と、ある律法学者たちとが、エルサレムからきて、イエスのもとに集まった。7:2
そして弟子たちのうちに、不浄な手、すなわち洗わない手で、パンを食べている者があるのを見た。7:3
もともと、パリサイ人をはじめユダヤ人はみな、昔の人の言伝えをかたく守って、念入りに手を洗ってからでないと、食事をしない。7:4
また市場から帰ったときには、身を清めてからでないと、食事をせず、なおそのほかにも、杯、鉢、銅器を洗うことなど、昔から受けついでかたく守っている事が、たくさんあった。7:5
そこで、パリサイ人と律法学者たちとは、イエスに尋ねた、「なぜ、あなたの弟子たちは、昔の人の言伝えに従って歩まないで、不浄な手でパンを食べるのですか」。7:6
イエスは言われた、「イザヤは、あなたがた偽善者について、こう書いているが、それは適切な預言である、『この民は、口さきではわたしを敬うが、その心はわたしから遠く離れている。7:7
人間のいましめを教として教え、無意味にわたしを拝んでいる』。7:8
あなたがたは、神のいましめをさしおいて、人間の言伝えを固執している」。7:9
また、言われた、「あなたがたは、自分たちの言伝えを守るために、よくも神のいましめを捨てたものだ。7:10
モーセは言ったではないか、『父と母とを敬え』、また『父または母をののしる者は、必ず死に定められる』と。7:11
それだのに、あなたがたは、もし人が父または母にむかって、あなたに差上げるはずのこのものはコルバン、すなわち、供え物ですと言えば、それでよいとして、7:12
その人は父母に対して、もう何もしないで済むのだと言っている。7:13
こうしてあなたがたは、自分たちが受けついだ言伝えによって、神の言を無にしている。また、このような事をしばしばおこなっている」。7:14
それから、イエスは再び群衆を呼び寄せて言われた、「あなたがたはみんな、わたしの言うことを聞いて悟るがよい。7:15
すべて外から人の中にはいって、人をけがしうるものはない。かえって、人の中から出てくるものが、人をけがすのである。7:16
〔聞く耳のある者は聞くがよい〕」。 7:17 イエスが群衆を離れて家にはいられると、弟子たちはこの譬について尋ねた。7:18 すると、言われた、「あなたがたも、そんなに鈍いのか。すべて、外から人の中にはいって来るものは、人を汚し得ないことが、わからないのか。7:19 それは人の心の中にはいるのではなく、腹の中にはいり、そして、外に出て行くだけである」。イエスはこのように、どんな食物でもきよいものとされた。7:20 さらに言われた、「人から出て来るもの、それが人をけがすのである。7:21 すなわち内部から、人の心の中から、悪い思いが出て来る。不品行、盗み、殺人、7:22 姦淫、貪欲、邪悪、欺き、好色、妬み、誹り、高慢、愚痴。7:23 これらの悪はすべて内部から出てきて、人をけがすのである」。 |
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メッセージ(要約) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
主の御名を賛美します。 《熊本キリスト教会にて》 場面は主イエスと弟子たちが食事をしている所に、パリサイ人たちが難くせをつけるシーンです。パリサイ人達は、何かと主イエスの揚げ足を取ろうと考えていました。ちょうどそこに手を洗わず食事をするシーンに出くわし、難くせをつけました。 食事の前に手を洗う事は、衛生面で重要視されるのではなく、立法的に決められている事をしなかったため、クレームをつけました。 パリサイ人達は、律法を自分の都合の良いように解釈し、それに背いているものを批判するのです。その指摘を受けた主イエスはパリサイ人達を旧約の預言の通り、偽善者と一蹴されました。 食べる決まりでクレームをつけられた主イエスと弟子達ですが、食べ物など外から入るものはやがて外へ出て行きます。問題なのは、内から発せられ外へ出て行くものなのです。口では神をあがめていると言いながら、陥れようと悪の思いを抱いたり、不品行を行ったり、ねたんだり、高ぶったり・・・ まさに、気に入らないから難くせをつけるんだ。売り言葉に買い言葉だ! もしどうしても感にさわる事や我慢できない時は、『主ならどうされるだろうか?』と、原点に戻り、立ち止まり、答えを祈り求めるのが良いと思います。 心を真っすぐにし、素直な心で物事に応じる事が大切なのです。 外から入るものは全て清いものです。口から入りそして外へ出て行きます。心の中で沸いてくるような悪の心が、人を汚すのです。例えば口論の最中、自分が悪い事を発見しても、後へは引けない! と考え、パリサイ人のように、突っ走ってはならないのです。チンケな自己中心的なプライドなど捨て、素直な心で物事に応じる事が大切なのです。 もし、今相手を非難したり、中傷したりしている思いがあるなら、そんなチンケな自己中心的な心を打ち壊してくださるよう、主なる神に祈る事ができたら幸いです。 打ち壊された後には、きっと素直で平安に満ちた自分に変えられている事でしょう。内面を素直に変えてくださる主イエスに感謝し、今週もお過ごしください。 PS 今週は、熊本キリスト教会でメッセージを聞く機会が与えられました。牧師先生はじめ、多くの兄弟姉妹と交わりが持て、さらに愛餐会を共にでき、感謝の時でした。主の溢れんほどの恵みが降り注がれますよう、祈ります。 テケテケ |
報告と消息 |
○本日は熊本キリスト教会で礼拝を守らせていただきました。 ※11月からの伝道月間のためにお祈りください(倉敷教会)。 |