日本ホーリネス教団 〒710-0038岡山県倉敷市新田1299-12 
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倉敷ホーリネスチャーチ

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2010年6月27日 説教:佐藤 信人牧師 教会のページへGO!
13:そこで、ハガルは自分に語られた主の名を呼んで、「あなたはエル・ロイです」と言った。彼女が「ここでも、わたしを見ていられるかたのうしろを拝めたのか」と言ったことによる。
 
【聖書】創世記16章1〜16節
【説教】「ハガルを顧みたもう神」
1:アブラムの妻サライは子を産まなかった。彼女にひとりのつかえめがあった。エジプトの女で名をハガルといった。2:サライはアブラムに言った、「主はわたしに子をお授けになりません。どうぞ、わたしのつかえめの所におはいりください。彼女によってわたしは子をもつことになるでしょう」。アブラムはサライの言葉を聞きいれた。3:アブラムの妻サライはそのつかえめエジプトの女ハガルをとって、夫アブラムに妻として与えた。これはアブラムがカナンの地に十年住んだ後であった。4:彼はハガルの所にはいり、ハガルは子をはらんだ。彼女は自分のはらんだのを見て、女主人を見下げるようになった。5:そこでサライはアブラムに言った、「わたしが受けた害はあなたの責任です。わたしのつかえめをあなたのふところに与えたのに、彼女は自分のはらんだのを見て、わたしを見下げます。どうか、主があなたとわたしの間をおさばきになるように」。6:アブラムはサライに言った、「あなたのつかえめはあなたの手のうちにある。あなたの好きなように彼女にしなさい」。そしてサライが彼女を苦しめたので、彼女はサライの顔を避けて逃げた。7:主の使は荒野にある泉のほとり、すなわちシュルの道にある泉のほとりで、彼女に会い、8:そして言った、「サライのつかえめハガルよ、あなたはどこからきたのですか、またどこへ行くのですか」。彼女は言った、「わたしは女主人サライの顔を避けて逃げているのです」。9:主の使は彼女に言った、「あなたは女主人のもとに帰って、その手に身を任せなさい」。10:主の使はまた彼女に言った、「わたしは大いにあなたの子孫を増して、数えきれないほどに多くしましょう」。11:主の使はまた彼女に言った、「あなたは、みごもっています。あなたは男の子を産むでしょう。名をイシマエルと名づけなさい。主があなたの苦しみを聞かれたのです。12:彼は野ろばのような人となり、その手はすべての人に逆らい、すべての人の手は彼に逆らい、彼はすべての兄弟に敵して住むでしょう」。13:そこで、ハガルは自分に語られた主の名を呼んで、「あなたはエル・ロイです」と言った。彼女が「ここでも、わたしを見ていられるかたのうしろを拝めたのか」と言ったことによる。14:それでその井戸は「ベエル・ラハイ・ロイ」と呼ばれた。これはカデシとベレデの間にある。15:ハガルはアブラムに男の子を産んだ。アブラムはハガルが産んだ子の名をイシマエルと名づけた。16:ハガルがイシマエルをアブラムに産んだ時、アブラムは八十六歳であった。
礼拝式次第
歌の時間 10:10-10:25
礼拝時間 10:30-12:00
   
前奏  
招詞 司会者
頌栄 新聖歌60
主の祈り 新聖歌(p826)
信仰告白 使徒信条
賛美 新聖歌18
交読 交読文15(p840) 
開会祈祷  
賛美 主はまことのぶどうの木です
賛美 あなたをたたえます
賛美  陶器師主よ 
聖書 創世記16:1-16
説教 『ハガルを顧みたもう神』
 佐藤 信人牧師
献金 新聖歌221
頌栄 新聖歌63
祝祷  
後奏  
報告  
愛餐会  
メッセージ(要約)
主の御名を賛美します。

本日は、仙台南光沢キリスト教会牧師の佐藤信人師お迎えし特別伝道礼拝が開催されました。メッセージに選ばれた箇所は、人間模様が生々と記されている創世記からでした。

 アブラム(後のアブラハム)一家のトラブルが記されています。アブラハムは後に信仰の父と言われますが、ここではそれをうかがい知る事は出来ません。アブラム一家に何が起こったのでしょうか。
主なる神様は年老いたアブラムに子供を与えると約束されましたが、現実はそうならずギャップを感じる日を過ごしていました。神様は子供を与えると言われましたが、妻サライにとは言われていませんでした。そこでサライは考え、女奴隷のハガル(逃亡者との意)にアブラムの子を産ませようと提案し、ハガルは妊娠します。

 ハガルは自分に子供が出来たと知ると、女主人のサライを見下げるようになりました。サライは怒りを覚えました。自分が提案した事でしたが、実際に見下げられると怒りが増すばかりでした。夫アブラムは、サライの好きなように処理しなさいと、関わりを持とうとはしません。サライはハガルをいじめます。
いじめに絶えきれないハガルは家を出てしまいます。これが信仰の父と言われた一家に起こった事実でした。ハガルは命令された事を行っただけで、被害者なのに誰も心配しませんでした。そこに天の使いが現れハガルに「あなたはどこから来てどこに行くのか」と問いかけます。ハガルは「女主人サライから逃れここに来ました」と伝えます。天の使いは「女主人の元に帰り、その身を任せなさい」と厳しい事を伝えます。それがイヤで逃れて来たのに、元に帰れと言われたのです。ハガルは自分は被害者でやりきれないと言いたかったでしょうが、天の使いはさらに「自らをへりくだらせ、高慢な態度を改めなさい」と伝えます。そして天の使いは産まれる子供にインマヌエル(神は聞いてくださるの意)と名付けるよう伝えます。主なる神様がハガルの苦しみを聞かれ、見ておられたのです。これこそ福音ではないでしょうか。ハガルは「エル・ロイ(私を顧みられた神)」を知り主の目が自分に届いていた事に気付きました。どんなに嬉しかった事でしょう。神様はどんな時でも私を顧みられている事を知り、そして自らを変えられ勇気を与えられて帰って行きました。

 ハガルを顧みられた神様は、今私たち一人ひとりを顧みられておられます。そう、エル・ロイの神様があなたをいつも見られているのです。どんな場所でも時でも・・・

今週も主とともに、素晴らしい日をお過ごしください。


テケテケ
報告と消息
○ 6月27日(日) 特別伝道礼拝:仙台南光沢キリスト教会の佐藤信人師が奉仕をされました。役員会が開催されました。
○ 7月18日(日) 特別伝道礼拝:太平洋放送協会理事長の村上宣道師が奉仕をされます。
○ 7月19日(祝) 中国教区夏期聖会:太平洋放送協会理事長の村上宣道師が奉仕をされます。

・上半期守られた事を感謝し、感謝献金をお捧げくださいますようお願い致します。
・「委員長発信14」が届きました。ご確認ください。
・特別伝道礼拝(7/18)、中国教区夏期聖会(7/19)のためにお祈りください。
・倉敷ホーリネスチャーチを通して、宣教の業がいよいよ進展しますように。
・体調を崩している人々のためお祈りください。

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