日本ホーリネス教団 〒710-0038岡山県倉敷市新田1299-12 
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倉敷ホーリネスチャーチ

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2011年7月17日 説教:山脇 正子牧師 教会のページへGO!
1:サラの一生は百二十七年であった。これがサラの生きながらえた年である。2:サラはカナンの地のキリアテ・アルバすなわちヘブロンで死んだ。アブラハムは中にはいってサラのために悲しみ泣いた。
 
【聖書】創世記 23章1〜20節
【説教】「祝福された生涯」 
1:サラの一生は百二十七年であった。これがサラの生きながらえた年である。2:サラはカナンの地のキリアテ・アルバすなわちヘブロンで死んだ。アブラハムは中にはいってサラのために悲しみ泣いた。3:アブラハムは死人のそばから立って、ヘテの人々に言った、4:「わたしはあなたがたのうちの旅の者で寄留者ですが、わたしの死人を出して葬るため、あなたがたのうちにわたしの所有として一つの墓地をください」。5:ヘテの人々はアブラハムに答えて言った、6:「わが主よ、お聞きなさい。あなたはわれわれのうちにおられて、神のような主君です。われわれの墓地の最も良い所にあなたの死人を葬りなさい。その墓地を拒んで、あなたにその死人を葬らせない者はわれわれのうちには、ひとりもないでしょう」。7:アブラハムは立ちあがり、その地の民ヘテの人々に礼をして、8:彼らに言った、「もしわたしの死人を葬るのに同意されるなら、わたしの願いをいれて、わたしのためにゾハルの子エフロンに頼み、9:彼が持っている畑の端のマクペラのほら穴をじゅうぶんな代価でわたしに与え、あなたがたのうちに墓地を持たせてください」。10:時にエフロンはヘテの人々のうちにすわっていた。そこでヘテびとエフロンはヘテの人々、すなわちすべてその町の門にはいる人々の聞いているところで、アブラハムに答えて言った、11:「いいえ、わが主よ、お聞きなさい。わたしはあの畑をあなたにさしあげます。またその中にあるほら穴もさしあげます。わたしの民の人々の前で、それをさしあげます。あなたの死人を葬りなさい」。12:アブラハムはその地の民の前で礼をし、13:その地の民の聞いているところでエフロンに言った、「あなたがそれを承諾されるなら、お聞きなさい。わたしはその畑の代価を払います。お受け取りください。わたしの死人をそこに葬りましょう」。14:エフロンはアブラハムに答えて言った、15:「わが主よ、お聞きなさい。あの地は銀四百シケルですが、これはわたしとあなたの間で、なにほどのことでしょう。あなたの死人を葬りなさい」。16:そこでアブラハムはエフロンの言葉にしたがい、エフロンがヘテの人々の聞いているところで言った銀、すなわち商人の通用銀四百シケルを量ってエフロンに与えた。17:こうしてマムレの前のマクペラにあるエフロンの畑は、畑も、その中のほら穴も、畑の中およびその周囲の境にあるすべての木も皆、18:ヘテの人々の前、すなわちその町の門にはいるすべての人々の前で、アブラハムの所有と決まった。19:その後、アブラハムはその妻サラをカナンの地にあるマムレ、すなわちヘブロンの前のマクペラの畑のほら穴に葬った。20:このように畑とその中にあるほら穴とはヘテの人々によってアブラハムの所有の墓地と定められた。
礼拝式次第
歌の時間 10:10-10:25
礼拝時間 10:30-12:00
   
前奏  
招詞 司会者
頌栄 新聖歌60
主の祈り 新聖歌(p826)
信仰告白 使徒信条
賛美 新聖歌316
交読 交読文55(p871)
開会祈祷  
賛美 こんなにも
賛美 あなたが言うなら
賛美 主の祈り
聖書 創世記23:1-20
説教 『祝福された生涯』
 山脇 正子牧師
献金 新聖歌385
頌栄 新聖歌63
祝祷  
後奏  
報告  
愛餐会  
メッセージ(要約)
主の御名を賛美します。

アブラハムの生涯を取り上げた説教も14回目となりました。
アブラハムの妻、サラが亡くなった記事です。何とサラの生涯を記すため、創世記の一章を使っています。それほど大いなる女性だったと言えます。この章から以下3つの視点で見てまいります。

(1)アブラハムの妻サラの死
23:1 サラは127歳でこの世を閉じました。女性の没年が記されているのは、サラ一人です。99歳で身ごもりイサクを生んだサラ。イサクは37歳になっていました。
サラが亡くなった時、サラの元へ行き、激しく泣いたと記されている事から、アブラハムは立ち会っていなかったのでしょう。異母兄弟だったアブラハムとサラ。年少の時からよく知っていた二人でしたから、アブラハムは激しい悲しみに襲われた事でしょう。

(2)サラのための墓地取得
24:3 ここから18節まで、サラを葬るための墓地を得るために交渉している記事です。希望する地を所有するヘテ人にサラを葬る地を分けて欲しいと願うアブラハム。それに対してアブラハムを神のような主君主とするヘテ人。最も良い地を葬るようにと伝えます。無償でお受け取りくださいとの返事に、正当な対価を払うと伝えるアブラハム。
結局対価銀400シケルでアブラハムの土地となりました。あくまできっちりとした正確のアブラハムをここで知る事ができます。

(3)サラの葬り
24:19 墓地はカナンの地にあるマレム。アブラハム所有と定められた地です。この墓地にはサラから後、アブラハム、イサク、リベカ・・・・・ヤコブと葬られました。復活信仰でしたので、死人は足が神殿に向かい、よみがえりの時、まず神殿を拝する事ができるよう、眠りにつけられているようです。サラもアブラハムもそのように葬られたのでしょう。

神に守られアブラハムに愛されたサラでした。
三浦綾子さんは、「人には死ぬという最後の仕事がある」と言われましたが、サラはその死により、後世へと続く一族を葬る墓地を取得するきっかけを作り亡くなりました。
ヘブル11:8に、これらの人はみな、信仰をいだいて死んだ。天のふるさとを望んで生きる。
今辛い道を歩んでおられる方もおられると思いますが、主がご用意されている天のふるさとを望む。希望と勇気を与えるこれこそが大切な事だと思います。
今週も主の僕として、福音をのべ伝える事ができますように。

テケテケ
報告と消息
○7月18日(祝) 中国教区夏期聖会(広島福音教会)。
○7月24日(日) 東日本大震災募金の募金箱を用意致します。愛餐会、役員会があります。
○7月25日(月) 〜27日に行われます『サマーキャンプ』の案内が届いています。
○7月31日(日) 会堂返済が4月で完了となりました。感謝会を予定していますのでご参加ください。

※東北地方太平洋沖地震で被災された全ての方のために。
※倉敷ホーリネスチャーチを通して、宣教の業がいよいよ進展しますように。
※新来会者、求道者、受洗者が起こされますように。
※体調を崩している人々のためお祈りください。

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