日本ホーリネス教団 〒710-0038岡山県倉敷市新田1299-12 
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倉敷ホーリネスチャーチ

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2013年7月28日 説教:山脇 望牧師 教会のページへGO!
24:そこで声をあげて言った、『父、アブラハムよ、わたしをあわれんでください。ラザロをおつかわしになって、その指先を水でぬらし、わたしの舌を冷やさせてください。わたしはこの火炎の中で苦しみもだえています』。
 
【聖書】ルカによる福音書16章19〜31節
【説教】「何がわたしを助けるか」 
19:ある金持がいた。彼は紫の衣や細布を着て、毎日ぜいたくに遊び暮していた。20:ところが、ラザロという貧しい人が全身でき物でおおわれて、この金持の玄関の前にすわり、21:その食卓から落ちるもので飢えをしのごうと望んでいた。その上、犬がきて彼のでき物をなめていた。22:この貧しい人がついに死に、御使たちに連れられてアブラハムのふところに送られた。金持も死んで葬られた。23:そして黄泉にいて苦しみながら、目をあげると、アブラハムとそのふところにいるラザロとが、はるかに見えた。24:そこで声をあげて言った、『父、アブラハムよ、わたしをあわれんでください。ラザロをおつかわしになって、その指先を水でぬらし、わたしの舌を冷やさせてください。わたしはこの火炎の中で苦しみもだえています』。25:アブラハムが言った、『子よ、思い出すがよい。あなたは生前よいものを受け、ラザロの方は悪いものを受けた。しかし今ここでは、彼は慰められ、あなたは苦しみもだえている。26:そればかりか、わたしたちとあなたがたとの間には大きな淵がおいてあって、こちらからあなたがたの方へ渡ろうと思ってもできないし、そちらからわたしたちの方へ越えて来ることもできない』。27:そこで金持が言った、『父よ、ではお願いします。わたしの父の家へラザロをつかわしてください。28:わたしに五人の兄弟がいますので、こんな苦しい所へ来ることがないように、彼らに警告していただきたいのです』。29:アブラハムは言った、『彼らにはモーセと預言者とがある。それに聞くがよかろう』。30:金持が言った、『いえいえ、父アブラハムよ、もし死人の中からだれかが兄弟たちのところへ行ってくれましたら、彼らは悔い改めるでしょう』。31:アブラハムは言った、『もし彼らがモーセと預言者とに耳を傾けないなら、死人の中からよみがえってくる者があっても、彼らはその勧めを聞き入れはしないであろう』」。
礼拝式次第
歌の時間 10:10-10:25
礼拝時間 10:30-12:00
   
前奏  
招詞 司会者
頌栄 新聖歌60
主の祈り 新聖歌(p826)
信仰告白 使徒信条
賛美 新聖歌1
開会祈祷  
ワーシップ わが心の目を開いてください
あなたをたたえます
シャインジーザスジャイン
聖書 ルカ16:19〜31
説教 『何がわたしを助けるか』
 山脇 望牧師
献金 新聖歌510
頌栄 新聖歌63
祝祷  
後奏  
報告  
メッセージ(要約)
主の御名を賛美します。

 天国のたとえは度々登場しますが、黄泉の苦しみについて記されている箇所はとても少ないです。ここでは金持ちと貧乏な者が亡くなった後どうなったのかを見てまいります。
 金持ちの者は紫色の高価な着物を着て、毎日お祭り騒ぎのように遊び、贅沢に暮らしていました。そこへ貧乏で、全身できものだらけのラザロが屋敷に入り、食卓から落ちるもので飢えをしのいでいました。年月が経ち、金持ちも、ラザロも亡くなりました。金持ちは黄泉の苦しみを、ラザロは父なるアブラハムの元へ行きました。金持ちはどうして黄泉の苦しみを受けているのでしょうか? 近くに住むラザロを我が事のように助けなかったからでしょうか? 金持ちは毎日屋敷に来るラザロを追い返す事もなく、食卓から落ちる物を食べる事をゆるしていました。 できものだらけのラザロ、気持ちの悪い、悪臭を放つラザロを屋敷に入れた金持ち。 寛大な人だな、と思います。ではなぜ黄泉の苦しみ、地獄へ送られたのでしょう?

(1)できものでおおわれているラザロ
このラザロこそ、この世で見るイエス様です。私たちの持つ、目をつぶりたくなるような罪を負われ十字架に行かれた主イエスの姿がこのラザロです。ラザロを無視する事なく、信じる事で父のみ元へ行く事となるのです。

(2)飢えに苦しむラザロ
金持ちの食卓から落ちるもので満たそうとするラザロ。たんに食べ物の事ではなく、心の飢えの事が記されているのです。私の育った山口県の周南市で、悲惨な事件がありました。小さな町の住人の半分ほどが、ある男に殺され放火されました。いったい何があったのでしょう? 真相は今からの聞き取りでわかると思いますが、心の飢えに苦しみ、ラザロのように近くに住む者に無視され続け、結果としてこのような悲惨な事件になったのではと、思ってしまいます。クリスチャンとして自らを顧み、冷たい自分を見つけがくぜんとなりました。

(3)遣わされているラザロ
黄泉の苦しみの中にいる金持ちが父に、ラザロを私に遣わしてください、と嘆願します。また私の父の元に(過去に戻り)ラザロを遣わして無視しないように遣わしてください、と頼みました。何のために?
黄泉の苦しみにあわないよう、私をあわれんで頂くために遣わしてくださいと頼んでいるのです。

 主イエスキリストは二千年前に、この金持ちの願いとおり、人々の前に遣わされました。しかし主を見た者はどうしたでしょう? そう、十字架につけたのです。主イエスを無視し、自分の罪をぜんぶ主に背負わせたのです。大切な事は二千年前の物語ではなく、今もあなたの罪を負って十字架にかかった主を無視し続けている事に気づかない事なのです。もしあなたの近くにラザロがいたなら、無視し放任するのではなく、認めて共に歩む事ができますように。


テケテケ
報告と消息
○7月28日(日) 礼拝後愛餐会がありました。その後役員会が開かれました。
○7月28日(日) 井土ヶ谷キリスト教会から会堂建築で献金をおささげしたお礼と記念品が届きました。

■7月30日(火) 〜8月1日(木)中国教区サマーキャンプ(於:三滝少年自然の家)

※倉敷教会祈りのしおりが作られました。用いてお祈りください。
※東日本大震災で被災された全ての方のために。
※倉敷ホーリネスチャーチの働きのために。
※柵原キリスト教会計画中の会堂増改築の必要が満たされますように。
※新来会者、求道者、受洗者が起こされますように。
※新学期を迎えた子供たちのために。
※ご高齢の方、体調を崩している人々のために。

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