倉敷ホーリネスチャーチ

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２０１４年９月２８日

説教：山脇　望牧師　教会のページへＧＯ！

5:柔和な人たちは、さいわいである、彼らは地を受けつぐであろう。

【聖書】マタイによる福音書５章５節
【説教】「柔和な人は地をつぐ」　

5:柔和な人たちは、さいわいである、彼らは地を受けつぐであろう。

礼拝式次第
歌の時間	10:10-10:25
礼拝時間	10:30-12:00

前奏
招詞	司会者
頌栄	新聖歌60
主の祈り	新聖歌（p826）
信仰告白	使徒信条
賛美	新聖歌20
交読	交読文59(p876)
開会祈祷
ワーシップ	一人じゃない
	御国をこの地に
	弱い時に強くされ
聖書	マタイ5:5節
説教	『悲しむ人はさいわい』　山脇　望牧師
献金	新聖歌303
感謝祈祷
頌栄	新聖歌63
祝祷
後奏
報告

メッセージ（要約）

主の御名を賛美します。

　自然の恐怖に震える日が続きます。広島の豪雨災害に続き、今度は観光の山、御嶽山が噴火し、何十人もの尊い命が奪われました。救助された方も意識のない方、火山灰を吸い込み杯に障害が出る危険のある人が多くおられます。自然は今、傲慢な私たちに何を告げようとしているのでしょうか？

　さて今週は、山上の説教から『さいわい』について見てまいります。聖書はどんな人が幸いな人と言っているのでしょう。それは、貧しい人、悲しんでいる人、柔和な人だと言っています。こうはなりたくないと思うような事が幸いだと言っているのです。では今週の『柔和』とはどんな意味でしょう。何となく、穏やかでいつもニコニコしている人のように感じてしまいますが、全く違います。詩編の３７編にも国を継ぐのが柔和な人とありますが、意味は、乏しい人、足らない人、悩んでいる人、苦しんでいる人、弱い人、そしてそれをじっと耐えている人だと言っているのです。権力のある人や、強い人が地をつぐのではなく、真逆の人がつぐと断言しています。

　旧約聖書にも柔和な人が記されています。誰でしょうか？
１２章にモーセがそうで、地上のすべての人に勝っていた。と記されています。モーセが右へと言うと民は左へ。行こうと言うと休んでしまう。こんな民と共に４０年も荒野を歩みリードしてきたのです。

　新約の時代はどうでしょう？
主イエスの十字架から大弾圧が始まりました。民は地を追われ散らされました。しかしそこで主のなされた事が宣べ伝えられ、ついに312年、ローマの国教となるのです。迫害され続けたキリスト者、一部は感情的に挑んだ者もいたでしょうが、主を受け入れた者はじっと耐え忍んできたのです。ののしられても耐え、弾圧されても迫害されても耐えてきたのです。これこそが最も強い人であり、柔和な人なのです。
　「男ならド～ンと行かんかい！」
と、愚かな考えを持たず、チンケなプライドも捨て去り、ののしられても沈黙する強い強い者となる事が出来るなら何と幸いな事でしょう。
最後に、神の名の元にある者は決して武力を使いません。どんな事があろうと武力に対し武力で報復する事は神の信徒ではありません。そのように今、陥ってしまっている国、地域の事を思い祈ります。

　今週も主にある一週間となりますように。

テケテケ

報告と消息

○　９月２８日（日）　本日は愛餐会がありました。その後役員会。
○１０月　５日（日）　聖餐式ファミリー礼拝です。
○１１月１２日（水）　岡山シンフォニーホールで上映される「ふうけもん」の前売り券があります。
○１１月２４日（月）　「第８回全国信徒大会」が成田で開催されます。申し込みは１０月２０日までに牧師へ。

［祈りの課題］
※2014年度の教会・教区・教団の働きのために。
※教会役員、20周年記念誌発行委員のために。
※進学、進級した子どもたちのために。
※新来会者、求道者、受洗者が起こされますように。
※ご高齢の方、体調のすぐれない方のために。

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