倉敷ホーリネスチャーチ

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２０１５年５月１０日

説教：山脇　正子牧師　教会のページへＧＯ！

7:また小さい魚が少しばかりあったので、祝福して、それをも人々に配るようにと言われた。8:彼らは食べて満腹した。そして残ったパンくずを集めると、七かごになった。

【聖書】マルコによる福音書８章１～１０節
【説教】「４千人を養われる主イエス」　

1:そのころ、また大ぜいの群衆が集まっていたが、何も食べるものがなかったので、イエスは弟子たちを呼び寄せて言われた、2:「この群衆がかわいそうである。もう三日間もわたしと一緒にいるのに、何も食べるものがない。3:もし、彼らを空腹のまま家に帰らせるなら、途中で弱り切ってしまうであろう。それに、なかには遠くからきている者もある」。4:弟子たちは答えた、「こんな荒野で、どこからパンを手に入れて、これらの人々にじゅうぶん食べさせることができましょうか」。5:イエスが弟子たちに、「パンはいくつあるか」と尋ねられると、「七つあります」と答えた。6:そこでイエスは群衆に地にすわるように命じられた。そして七つのパンを取り、感謝してこれをさき、人々に配るように弟子たちに渡されると、弟子たちはそれを群衆に配った。7:また小さい魚が少しばかりあったので、祝福して、それをも人々に配るようにと言われた。8:彼らは食べて満腹した。そして残ったパンくずを集めると、七かごになった。9:人々の数はおよそ四千人であった。それからイエスは彼らを解散させ、10:すぐ弟子たちと共に舟に乗って、ダルマヌタの地方へ行かれた。

礼拝式次第
歌の時間	10:10-10:25
礼拝時間	10:30-12:00

前奏
招詞	司会者
頌栄	新聖歌60
主の祈り	新聖歌（p826）
信仰告白	使徒信条
賛美	新聖歌209
交読	交読文22(p845)
開会祈祷
ワーシップ	神は愛の家
	聖なる御名をあがめます
	主の臨在
聖書	マルコ8:1-10節
説教	『４千人を養われる主イエス』　山脇　正子牧師
献金	新聖歌206
感謝祈祷
頌栄	新聖歌63
祝祷
後奏
報告

メッセージ（要約）

主の御名を賛美します。

　この記事は、マタイによる福音書１５章３２～３９節にも記されている並行記事です。この奇跡の前主はユダヤ人５千人をパンと魚で満足する食事をだされていますが、今回は神を知らない異邦人に対しての事でした。この箇所より３つの視点で見てまいります。

（１）群衆を哀れまれる主イエス
主の伝道旅行も８ヶ月となりました。移動距離は５０キロメートルくらいで、本気で歩くなら１日で到着する距離ですが、それを何と８ヶ月もかけ、各地に滞在されここにやって来ました。各地に留まらなければならない理由があったのです。それは主が行った奇跡が異邦人の地に広められ、各地で滞在され神の事をお話になられたからでした。いやされた者たちが主の証人となり、またたくまに広まったのでした。
今回の群衆は異邦人で男だけで４千人ですから、同行した女子どもを合わせると１万人にも達する数だったかも知れません。主の話を聞き始めてはや３日が過ぎ、群衆は何も食べていませんでした。主はこのまま帰すのをいたく哀れまれました。これで解散すると遠くから来た人達が無事に帰宅できるかさえ解らなかったからでした。主は群衆の事をよく知っておられ、哀れまれたのでした。

（２）今あるものを確認され群衆を座らされる主イエス
主は弟子たちに今あるものを確認されました。「パンはいくつあるか？」　「7つあります」　「小さな魚が少しだけあります」　と。
主にとって７つだろうが、１つだろうが、また半分しかなかろうが関係ありません。今あるものを祝福され、主の内で増えて行きました。主は群衆を座るように命じました。群衆に今自分がしている事、思う事をすべてやめるように命じたのでした。

（３）４千人を養われる主イエス
７つのパンを取り、感謝してそれをさき、弟子たちに配るように指示されました。魚も同じようにされ弟子たちにより配られました。聖餐そのものです。命に至るパンを主が用意され、弟子たちはそれを配るだけです。
牧師は神から示されたメッセージを語り（配り）、聞いた者はそれを言葉で伝え、ある者はインターネットを使い配る。当時の弟子と同じように主の御業を配っているのです。群衆はパンと魚を食べ満腹し、残ったパンを集めると、人が入るくらい大きなカゴ７つもになりました。

　主は２千年たった今、私たち一人ひとりを哀れまれ、パンをさき養われておられるのです。そして養われている私たちも主の哀れみ、恵みを配る事ができる者とされますように。

　今週も、主にあり素晴らしい日々となりますよう祈ります。

テケテケ

報告と消息

○５月１０日（日）　2015年度の祈祷課題シートが作成されました。覚えてお祈りください。
○５月１７日（日）　礼拝中、大元兄の証があります。
○５月１７日（日）　中国教区総会が広島福音教会で開かれます。山脇望師と大元兄姉が出席します。

※倉敷教会２０周年記念誌発行も大詰めを迎えています。編集委員方々のためにお祈りください。

［祈りの課題］
※2015年、一人ひとり、家庭、教会にとって祝福された年となりますように。
※受験生のために。
※新来会者、求道者、受洗者が起こされますように。
※ご高齢の方、体調のすぐれない方のために。

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